【フィリピン】ラスベガスで発生の銃乱射事件で、容疑者の交際相手は３日夜に比を出発。大金受領か[10/5]

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ラスベガスで発生の銃乱射事件で、容疑者の交際相手は３日夜に比を出発。大金受領か

米ネバダ州ラスベガスで１日起きた銃乱射事件のスティーブン・パドック容疑者（64）＝犯行後に自殺＝が犯行前、交際相手であるフィリピン出身の女性（62）名義とみられる口座に約10万ドル（約１１２０万円）を送金していたことが分かった。複数の米メディアが報じた。
　送金と事件との関係は不明だが、米国捜査当局は女性を「重要参考人」としている。
　比の入国管理局によると、事件発生当時、女性は比に滞在していたが、３日夜にマニラ空港を出発した。米時間同日、ロサンゼルスに到着し、米捜査当局の事情聴取を受けているもようだ。
　比入管によると、女性の現在の国籍はオーストラリア。比滞在前の９月25日までは香港に、15日までは日本に滞在していた。
　米メディアによると、女性はラズベガスでは容疑者と同居し、プロのカジノ・ギャンブラーと自称していたという。
　容疑者の弟は米ＮＢＣテレビに対し、10万ドルはこの女性の面倒を見るための送金で「とてつもない大金というほどではない」と語っている。
　米捜査当局は事件当初、女性が容疑者と行動を共にしていた可能性があるとして行方を追っていたが、米国外にいた確認が取れたために捜査対象からいったん外した。しかし、容疑者から比への送金が発覚したため、再び重要参考人とした。
　事件で容疑者は、ラスベガスのホテル32階の部屋から、野外コンサート会場に向けて９?11分間にわたり銃撃。59人が死亡、５２７人が負傷した。（冨田すみれ子）

まにら新聞
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