世界の女子の中学・高校生に理工系教育普及へ 国連が計画

1 ：朝一から閉店までφ ★：2017/03/14(火) 09:46:13.49 ID:CAP_USER.net

3月14日 9時24分
男女平等を目標にかかげる国連は、女性の進出が少ない理工系の人材を養成して社会での活躍を支えていこうと、
世界中の女子の中学・高校生に理工系の教育を普及していく計画を発表しました。
これは１３日から始まった国連の「女性の地位委員会」で、ユネスコ＝国連教育科学文化機関が明らかにしたものです。

それによりますと、ユネスコは各国の政府と企業、それにＮＧＯの協力を得て、向こう１０年間でアジアやアフリカを中心に、
１０の地域で百万人の女子中学・高校生に、ＳＴＥＭ教育と呼ばれる理工系の教育を普及していく計画です。

ＳＴＥＭは科学、技術、工学、数学の頭文字を合わせた造語で、コンピュータープログラミングやロボット工学などを利用した
ＳＴＥＭ教育を学校現場に取り入れて、次世代の人材を育てようという動きがアメリカを始め世界に広がりつつあります。

会議に参加した国際ＮＧＯ「世界工学団体連盟」のカンガ次期会長は「技術革新には多様性とさまざまな背景や考え方の人材が必要だ。
だから男性と同様に女性が必要なのだ」と述べて、国連の計画を支援していく考えを示しました。

国連のグテーレス事務総長も、女性の地位委員会の開幕式で行った演説で、「女性がよりよい医療と教育を受けられれば、
チャンスが増え収入もより多くなる」と述べて、教育分野などで女性への投資を増やすよう加盟国に呼びかけました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170314/k10010910261000.html