【ブラジル】ブラジルW杯、混沌の現地…デモ隊には催涙弾や閃光弾撃ち込み、日本人は盗難被害も[06/13]

Hi everyone! ★

　サッカー・ワールドカップ（Ｗ杯）開幕日の１２日午前１０時、サンパウロ競技場に近い地下鉄駅前に集まったＷ杯に反対するデモ隊
約２００人に対し、軍が水平に構えた銃で催涙弾や閃光（せんこう）弾を撃ち始めた。

　「バーン、バーン」投げ込まれた閃光弾が爆発する。デモ隊はクモの子をちらすようにばらばらに逃げた。

　デモ隊が「Ｗ杯いらない」と太鼓をたたいて抗議を開始してわずか数分後の出来事だった。盾を持った警官隊が一列に並び、警棒で
ばんばんと盾をたたきながらデモ隊を威嚇する。警棒で殴る。ＣＮＮの女性記者が負傷した。いったん散ったデモ隊が現場に戻って
くると、軍警察に次々と拘束された。

　一方、ＡＰ通信などによると、決勝戦が開かれるリオデジャネイロでは１２日、二つの空港で職員が賃上げを求めてストライキを実施。
荷物を扱う職員の２割が業務を停止する。日本?ギリシャ戦が１９日に行われる北東部ナタルでも、１２日にバス運転手がストライキを
行うなど、Ｗ杯開催中に１２都市でストライキなどが予定されているという。

　またサンパウロでは１０日、日本人男性がＷ杯の入場券１０枚とカメラ３台などが入ったバッグを奪われる事件が発生。「服が汚れて
いる」と声をかけられ、地面にバッグを置いて服を拭いているすきに盗まれたという。

　サンパウロ州などでは蚊が媒介する熱帯の感染症、デング熱が流行。感染から３?７日で４０度まで発熱し、死に至る危険性もある
病気で、日本?コロンビア戦が行われる中西部マトグロソ州では１?４月に５０００人を超える患者が出たという。

ソース（毎日新聞）　http://mainichi.jp/sports/news/20140613k0000m050101000c.html?inb=rs