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『セイバーマリオネット』あかほりさとる、『ロードス島戦記』水野良 レジェンドラノベ作家にぶっちゃけ話(真剣)をしてもらった! [朝一から閉店までφ★]

1 :朝一から閉店までφ ★:2022/05/31(火) 20:57:14.72 ID:CAP_USER.net
『セイバーマリオネット』あかほりさとる、『ロードス島戦記』水野良 レジェンドラノベ作家にぶっちゃけ話(真剣)をしてもらった! 「ファンタジーは書いたらダメ」「(初版7万部でも)売れないからやめましょう」と言われた時代

2022年5月30日 (月) 11:00

取材・文/白鳥士郎

「俺には自分の作品が無い」

 薄暗いタクシーの後部座席で男が放ったその言葉に、耳を疑った。
 何も言えなくなった私を血走った両目で見ながら、男はもう一度こう言った。

「俺は代表作が無い。ロードスみたいなものは、ラノベじゃあ書けなかった。だから俺は歴史小説を書く。新しいジャンルで勝負する。だから、お前は……!」

 肩が触れ合うほどの距離で何度そう言われても、自分の耳を信じることができなかった。代表作が無い? 何を言っているんだこの人は?
 だってあなたは……あかほりさとるじゃないか。

 あかほりは膨大な作品に携わってきた。
『NG騎士ラムネ&40』『セイバーマリオネット』『爆れつハンター』『MAZE☆爆熱時空』『天空戦記シュラト』『サクラ大戦』『らいむいろ戦奇譚』『MOUSE』『かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~』……挙げればきりがないほどだ。


 その同じ夜。
 私はもう一人の男と並んで座りながら、再び耳を疑うような言葉を聞くことになる。
 酒の飲めない私の横で静かにグラスを傾けながら、男はポツリと言った。

「僕が最後にできることは、ラノベ作家として死ぬことだ」

 男の名は、水野良。

 あかほりと同じように多くのヒット作を持つが、水野良という名前は常に、たった一つの作品と共に語られる。
『ロードス島戦記』。
 それは水野のデビュー作であると同時に、ライトノベルと呼ばれるジャンルのデビュー作でもあった。


 あかほりさとると、水野良。
 私が2人に初めて会ったのは、4年近く前に遡る。
 TRPGを筆頭としてボードゲーム全般に造詣が深い水野は、将棋も好きだった。そしてちょうど将棋ラノベがアニメ化したタイミングで、作者である私に声を掛けてくれたのだ。
 その場には、あかほりと、そして2人の後輩に当たる鈴木大輔【※】もいた。鈴木の将棋の腕前はアマ有段者であり、ラノベ作家の中でも『あの人は強い』と前々からその噂は聞いていたし、もちろん作品も全て読んでいた。

※鈴木大輔……『ご愁傷さま二ノ宮くん』『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』作者。


     ===== 後略 =====
全文は下記URLで

https://originalnews.nico/371259

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