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FF、ドラクエの古き良き「思い出」を超えろ――絶滅危機を乗り越え、再注目されるドット絵 [鳥獣戯画★]

1 :鳥獣戯画 ★:2021/12/26(日) 22:21:41.10 ID:CAP_USER.net
ヤフーニュース12/26(日) 17:01
https://news.yahoo.co.jp/articles/bb59121c2119659a3c00315d2fb65d71aff90263

任天堂の家庭用ゲーム機「ファミリーコンピュータ」の誕生から38年。16×16の四角形の集合体にすぎないドット絵の「マリオ」は世界の人々をとりこにした。ゲームは進化して実際の映像に近づく中で、衰退したはずのドット絵が復興し、若い世代にも広がっている。その魅力とは。(取材・文:河村鳴紘/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部)

脱「思い出補正」 ドット×3DCGの新表現
今年5月、「ドラゴンクエスト3」のリメイク(対応ハード未定)が発表された。公開されたティザームービーにはキラキラと光を反射する水面や、住人の息づかいが感じられる町の灯りと影の世界が描写されている。
こうした臨場感あふれる表現を可能にしたのが「HD-2D」だ。四角い点を枡目状に並べて表現するレトロなドット絵に3DCGを融合させる手法で、懐かしさと新しさが同居する不思議な魅力がある。

「ドットに関しては『今の時代にこれか』というユーザーの声ももちろんあるんです」
そう語るのは株式会社スクウェア・エニックスのプロデューサー・高橋真志さん。

高橋さんの制作チームでは「狭くともちゃんとユーザーに刺さるものを作ろう」というコンセプトのもと、ドット絵ベースのゲーム制作を開始した。

初めて「HD-2D」を採用したタイトルは、2018年にリリースした「オクトパストラベラー」だ。同作では試行錯誤の末に「HD-2D」というアプローチを見いだした。

「『ファイナルファンタジー5』や『6』のようなドット絵を目指そうとやって……できた試作版の感想が、いい意味でいうと “懐かしいね”、悪い意味でいうと“古臭い”というものでした」

明らかに試作版の方が昔のものよりきれいな絵なのに、なぜか「劣る」ように思えてしまったのだ。

「それは過去の思い出が美化されてしまう『思い出補正』のせいでした。私は初めてスーパーファミコンでプレーしたのが『ファイナルファンタジー5』なのですが、当時の体験とともにドット絵が原風景として強く残っているんです。ユーザーさんも同様に感じ取ってしまうはずだから、その分の下駄を何で履かせるか考えた先に3Dに行き着きました」

開発を手掛ける株式会社アクワイアの手を借りながら、2Dのキャラクターに3Dの背景をなじませた新たなドット絵が完成する。ランタンを手に持つキャラクターの動きに合わせて影が揺れる、奥から手前への移動で遠くのものがぼやけるなど、世界観のダイナミックな表現につながった。
「現代のタイトルと並んだときに他の作品と同じくらい面白く見えなければいけません。単に古風なRPGを作りましたではなく、そこから一歩踏み込んでちゃんと現世代機で遊ぶゲームとして成立させるというのが一番の難しさだったかなと思います」
同作は1カ月で100万本、今では累計250万本の出荷・DL販売を記録するまでとなった。かつてファミコンやスーパーファミコンなどでドット絵ゲームをプレーしたゲーマーも今や親世代。かつてのドット絵ゲームを知らない子どもと一緒に楽しんでいる、そんなファンの声も少なくないという。

激動の2000年代 翻弄され続けたドットクリエイターたち
ゲーム機「プレイステーション」や「セガサターン」が登場した1990年代。このころ家庭用ゲーム機は3D描写一色になり、ドット絵ゲームのプレゼンスは急速に失われていった。
ドッターと呼ばれるドット絵を手掛けたクリエイターたちは、陳腐化していく技術を前になす術がなかった。1995年からドッターとして活躍し、いまも株式会社エイリムで多数のドットキャラクターを手掛ける小林光さんはこう振り返る。

「僕の先輩とかはすごいしんどそうでしたね。当時、3Dのツールも英語版しかなかったですし。あとは女性のドッターがこれを機に専業主婦に転向されたりとか。ただ、意外とドット絵にしがみついている人は、そんなにいなかった印象です。未知なる3D技術への興味が勝っていて」

「プレイステーション」においては3D技術も発展途上のため、ドット絵にも表現力の面で活躍する余地があった。一気に潮目が変わったのは2000年「プレイステーション2」の発売。解像度、容量とともに表現力が飛躍し、制作コストが青天井に高騰する中で、ドット単体での仕事は2D格闘ゲームなどの一部を除いてほぼなくなっていく。

そんな窮地のドット絵業界を救ったのが、モバイルゲームだった。2001年ごろからJava対応の携帯電話が普及。Javaにより描画の効率化、通信機能のゲーム利用、安定性の向上が可能となる。「iアプリ」「EZアプリ」などの携帯電話キャリアのプラットフォーム上でオリジナルゲームが続々と配信され盛り上がりを見せた。
※以下リンク先で

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