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【アニメ】中国における1月新作アニメの人気。「けものフレンズ」に困惑し「メイドラゴン」で日本社会を知る

1 :YG防衛軍 ★:2017/03/14(火) 20:40:47.81 ID:CAP_USER.net
中国オタク事情に関するあれこれを紹介している百元籠羊と申します。
今回は中国の動画サイトで配信されている日本の1月新作アニメの人気の動向や、その周辺事情などを紹介させていただきます。

中国は春節(旧正月)に合わせたスケジュールとなっているので、1月のシーズンは長期休暇と重なり学生も基本的には実家に帰ることから中国のオタク界隈の動きも鈍くなるのですが、今年は話題作が出たことや中国のオタク関係の環境が変化しているのもあり、昨年や一昨年と比べてずいぶんと新作アニメについて盛り上がっているようです。


日本と中国の感覚の違いが出た1月の話題作

1月の新作アニメの中で人気と話題性で頭一つ抜けた作品となったのが「小林さんちのメイドラゴン」です。
中国のオタク界隈で影響力の高い「京アニブランド」の作品ということで最初から注目を集め、内容に関しても広範囲の人が気分よく楽しめるコメディとキャラクターとなっているのに加えて、作中に散りばめられている日本社会ネタの話題性などもあり、全体的に高い評価となっている模様です。

最近の中国では「気持ちよく見られる」というのを評価する声が目立つようになってきていますが、それはアニメのストーリーやメインキャラの言動に関して引っかかりや反発を覚える人がいることと、そういった話題が広まって作品叩きにつながりやすいといった事情の表れでもあるそうです。

そのような方向の反発や批判は、複数のヒロインが出てくるハーレム的な要素のある作品では特に多く、「主人公が不快なので作品もダメ」といったことになってしまう作品も珍しくないそうなのですが、「小林さんちのメイドラゴン」では、中心となるキャラの小林さんが社会人で包容力も甲斐性もあるキャラになっていることもあってか
「性別は女性だが理想的なハーレム系作品の主人公のいる作品」
という評価も出ているようです。

それに加え「小林さんちのメイドラゴン」は、作中で日本の会社や小学校の生活における日常や、日本の社会で生活を始める際に必要になって来る物と費用などに関する描写がストーリーの中で無理なく面白く紹介されているのもよいという話です。この辺りに関して
「実は今までなかった日本の日常生活の具体的な描写、たとえば文房具やランドセルなどの値段やそれに対する日本人の感覚が出て来る作品」
ということで、日本社会ネタの側からも話題になっているとのことです。


このように、理解を深める方向で話題になった「小林さんちのメイドラゴン」に対して、中国では日本での人気が「理解不能」ということで困惑気味の話題になったのが「けものフレンズ」です。

現在日本でもさまざまな方面で話題となっている「けものフレンズ」ですが、中国では日本のアニメを配信している主要な動画サイトすべてで配信されてはいたものの、日本での人気の爆発や関連商品の各種ランキング入りなどのニュースは完全に寝耳に水となった模様です。

中国で「けものフレンズ」は放映開始前の時点ではほとんど注目されていなかったことに加えて、実際に第1話をチェックしていた人の間でも
「低クオリティの3Dアニメ」
「動物園職員の解説がある低年齢向け教育アニメ」
などと受け取られていたそうです。中国のオタク界隈でよく言われている
「新作アニメはとりあえず3話まで見てから視聴を続けるか判断する」
というのも待たずに、早々と見切りをつけてしまった人がほとんどだったとか。
そしてその後、唐突に「日本で大人気」「今期の覇権作品はけものフレンズになるかもしれない」といった情報が入り、困惑するオタクの人達が続出したとのことです。

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