【声優】三ツ矢雄二が語る夢…ＮＹのゲイ芝居日本上演と声優の地位向上[01/18]

えりにゃん ★

　ゲイであることをカミングアウトした声優の三ツ矢雄二（６２）が１８日に放送された
フジテレビ系「バイキング」（月～金曜・前１１時５５分）に生出演し、反響の大きさへの
驚きを語った。

　人気サッカーアニメ「キャプテン翼」の新田瞬役や人気野球アニメ「タッチ」の上杉達也役で
知られる三ツ矢は、１３日未明に放送された放送のテレビ東京系「じっくり聞いタロウ　
～スター近況（秘）報告～」（金・前０時４２分）でゲイであることをカミングアウト。
６２歳の今、明かした理由について自身の周りでは周知の事実だったが、会社勤めだった
兄に配慮して、このタイミングで告白した。その反響は大きく、雑誌などから取材依頼が
入るなど三ツ矢自身が驚いているという。

　三ツ矢は「まだ偏見がすごくあるので、偏見を取っ払いたい」と語り
「自分のセクシャリティに正直であってもいいし、そういう人たちに勇気を持ってもらいたい」
「あとは余生じゃないけれど、自分で楽しいことをやって生きていればと思うし、
それ（ＬＧＢＴ）を認めてくれる社会ができあがっている。ゲイのみなさん、
いろんな環境があって告白できない人がたくさんいると思いますけれど、自分のことを
変だとか思わないで、自分は自分の状況に即して人生をつかんでいってもらえたら」と語った。

　そして自身の夢として「ニューヨークでゲイの芝居でとても素晴らしいもの、
問題意識を持ったものたくさんがあるので、それをプロデューサーとして（日本で）
上演したい」と語った。

　一連の三ツ矢の呼びかけにＭＣの坂上忍（４９）は
「昼の生放送でここまで言ってくれるのは、すごいうれしい」と感激した様子で話していた。

　また三ツ矢は、現在の声優業自体の待遇にも言及。３０分で
「最低ランクでも１万５０００円。どんなに上に行っても４万円」と紹介し、
本業で大金が入ることはないと説明。「（制作費の）予算があるから仕方ないと
思いますけれど、予算の部分を見直してもらうのは考えなきゃいけない。みなさんも
マンガを見ると（そのキャラクターから）声が聞こえてくると思うんですよ。
これは大きな著作権と思うので僕はそこを考慮してもらえたらいいなと声優として思う」と
訴えていた。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170118-00000109-sph-ent