【2017冬アニメ】群馬テレビ、自社制作アニメ「スキヤキフォース」9日放送　当たれば全国、海外に売り込みも

朝一から閉店までφ ★

2017/01/02
平成26年9月、群馬県は「すき焼き応援県」宣言をした。あれから2年余りたつがその後、群馬=すき焼きのイメージが定着したとは言い難い。
それを逆手に取り、群馬テレビ（本社・前橋市）は1月9日から「スキヤキ」を題材にした自社制作アニメを放送する。
同局は「ヒットすれば他局や海外への販売、そして群馬のPRにつながる」と期待する。（谷内誠）

→【関連サイト】群馬テレビ
http://www.gtv.co.jp/

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（C）Beyond C. / スキヤキ隊

アニメは「戦隊ヒーロー　スキヤキフォース　ぐんまの平和を願うシーズン」。月-金曜午後6時35分から5分、毎日同じ作品が放送され、1週ごとに話が変わる。
物語は、世界征服を狙うキライダーと、割下博士が和牛やネギ、シラタキなど県産具材から作り上げた正義のヒーロー・スキヤキフォースたちが戦い、県内の名物や行事を織り込む。
アニメ制作は映画「MEMORIES」（7年）や「鉄コン筋クリート」（18年）などで知られるSTUDIO4℃（スタジオよんどしー）が手がける。

→【関連サイト】STUDIO4℃
http://www.studio4c.co.jp/top.html

群テレの中川伸一郎編成局次長は「4℃の田中栄子社長が渋川の出身で以前からウチと『群馬ネタ』で何かできないかと話していた」と制作のきっかけを話す。
そこに地域活性化で関東経済産業局からコンテンツ制作の補助金が出る好機があった。

経産局の担当者がたまたま県出身で、脚本担当の放送作家、堀雅人氏と4℃プロデューサーの荻原知子氏もそろって前橋出身という深い群馬つながりもあり、今年はじめに企画が具体化。
当初、『上毛かるた』の案もあったが、キャラクター化するのに地名、人名など権利関係をクリアしにくいため、「『不発のすき焼き県でどうか』と不人気を逆手にとるアイデアが出た。
具材も多く、キャラクター化しやすい。その後はとんとん拍子に話がまとまった」（中川さん）。

群テレにとっては26年4月に放送した同局初の自社制作アニメ「ワールドフールニュース」以来のアニメだが、
夕方6時台はローカルニュースの「ジャスト・シックス」が10%近い視聴率を挙げ、在京キー局と対抗する強い時間帯。

「低年齢層だけでなく、幅広い層に作品をアピールしたい。（ネットワークに属さない）各地の独立局13社にセールスをかけ、4℃も動画配信で海外販売を視野に入れている」と中川さんは明かす。

県の他、大手旅行代理店JTBの協力もあり、海外でこのアニメが知られれば、訪日観光につながることも考えられるという。

中川さんは「何が当たるかはわからない時代」と言い、群テレの期待は大いに膨らむ。24話を29年6月まで放送予定。
http://j.sankeibiz.jp/article/id=611

【2017冬アニメ】群馬テレビ、自社制作アニメ「スキヤキフォース」9日放送 当たれば全国、海外に売り込みも

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