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【社会】カリブの北朝鮮=キューバがハマる「宇宙戦艦ヤマト」…放映時間になると街角から人影が消えた

1 :悪魔君(役所据え置き) ★:2014/05/20(火) 23:58:50.78 ID:???.net
カリブの北朝鮮=キューバがハマる「宇宙戦艦ヤマト」…放映時間になると街角から人影が消えた


独自の社会主義を貫き、「カリブの北朝鮮」などともいわれるキューバが観光地として注目を集めているという。
さしたる産業もない社会主義国家は現在、米国などの経済制裁に押される形で、観光立国を目指しているといい、
欧米を中心にシニア世代が押しかけている。
その一方で、日本のアニメや映画、ドラマが人気を博すなど親日国家としての“顔”もあるという。キューバのいまを探ると…。

デスラー総統=オバマ。沖田艦長=カストロ…古代進は?

「さらば〜地球よ〜旅立つ船は〜♪」

京都市の旅行業、豊田陽さん(49)は数年前にキューバを訪れた際、首都ハバナのホテルで土曜の夜、
何気なくつけたテレビから聞き覚えのあるメロディーを聞いて驚いた。「宇宙戦艦ヤマト」のテーマ曲だった。

「毎回の放映時間、ハバナの街頭から人影が消えるほどの人気だったと現地で聞いた」

キューバでも日本のアニメは大人気で、特に「宇宙戦艦ヤマト」は群を抜いた高視聴率を稼いだという。

理由がある。

1974年にテレビ放映された「宇宙戦艦ヤマト」は、悪の大帝国ガミラスに戦いを挑みながら、
人類存続の望みを託されて大マゼラン星雲のイスカンダル星を目指すというストーリー。
これが、「不正義な米国と戦い続けるキューバ」(豊田さん)という国民の描く構図と重なり、人気に火が付いた。

配役も「デスラー総統は米大統領、一方でヤマト指揮官の髭の沖田艦長はカストロ、古代進はゲバラ」(豊田さん)
カストロとは、前国家評議会議長のフィデロ・カストロ氏で、ゲバラは59年にカストロとともにキューバ革命を達成した
「革命」闘士、故チェ・ゲバラ氏である。

それだけではない。ヤマトの乗組員は個性豊かで、スペイン系、アフリカ系、混血系と人種が入り交じるキューバの現状と重なった。
さらに反米、反帝国主義、反グローバリズムを思わせる内容に共感が広がった。豊田さんは言う。

「もしかしたらカストロが放映するよう言ったかもしれません」

革命のため稼ぐ…観光立国めざす社会主義国家

「社会主義=閉鎖された国」と思いがちだが、実はパリやミラノからは連日ハバナへ直行便が飛び、
亡命キューバ人が集中する敵地の米フロリダからもチャーター便がくる。
経済制裁はいまも続くが、昨年、渡航規制が撤廃されたことから、カナダ経由で観光にくる80歳代の米国人も少なくないという。

社会主義国家のキューバは教育、医療が無料。識字率は100%近い。だが、ソ連崩壊の影響が直撃し、90年代初め、経済危機を迎えた。
サトウキビ栽培のほかに主立った産業はなく、高学歴の若者でも、就職先はなく、運良く就職先を得られても、平均月収は2千円程度。
最低限の生活は保障されているから、職がなくても困ることはないが、生活は決して豊かではない。

そして、「革命」を守るために目指したのが観光立国という国のかたちだった。
キューバの国家統計局のデータなどによると、観光客数は年々増加しており、
2012年の外国人観光客は285万人で、観光収入は18億ドルだった。
日本とキューバの親交は約80年に及ぶ。その中でキューバ側に培われたイメージもある。
ひとつは「侍」。例えば、自分の土地を守る、農民たちを守る映画「七人の侍」に人気があり、
これもまた、悪政(米国)に立ち向かう自分たちの姿と重ねているのだという。

このほか、あらゆる困難に耐え抜くNHKの朝の連続テレビ「おしん」も大ヒットしたそうだ。
主人公が耐える姿が、米国の“いじめ”(経済制裁)にめげないキューバ人に見立てたのだ。
ブームの渦中は、日本人がいたら「おしん」「おしん」と呼びかけられていたとされる。豊田さんは言う。

「反米が国是なだけに、米国と戦ったということで親日的な人が少なくない。
それに、戦争には負けたけど見事に復興した点にも良い印象を持っている」

(>>2以降に続きます)
【MSN 産経ニュースWest】http://sankei.jp.msn.com/west/west_affairs/news/140520/waf14052007000001-n1.htm

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