☆マスコミ99年放送事故詐欺ジェニー事件21年2月3

306 ：陽子≫：2021/02/23(火) 22:12:36.57

私の欲しいものは、「鶴橋商店街」であって、「ハーレム」ではない。
そんなこんなで、トヨタ自動車の孫請け会社に入社して、１ヶ月になる。
それまで、あちこちの会社で、「理想の看板方式」という言葉を聞いていたが、何が理想なのか、さっぱり分らなかった。
しかし、実際にトヨタに入社して、「これは凄い」と、分かったのである。
ここからは、企業秘密を暴露してしまうので、法律上は「犯罪」である。「看板方式」というのは、一口にいうと、在庫をまったく持たないである。
トヨタに入社して、驚いたのは、本当に、一切、「在庫」というのを、持たないのだ。こんな会社は、見た事がない。
それまでは、「看板方式といっても、１日分は持つだろう」と想像していたのだが、「１日分」すら、持たないのだ。
まったく、「在庫」というのが、存在しないのである。これを発明した豊田という人物は、凄いと、本当に共鳴している。
これの、なにが凄いのかを、説明するのが苦労するのだが、簡単にいうと、極限の緊張状態で仕事に専念できるという事なのだ。
「在庫を持たないと、トラブルが起きたときに、どうするのだ」と、思うだろう。私も、入社するまで、そう思っていた。それが、違うのだ。
在庫が無いと、トラブルを起こせないのである。この意味が分れば、「看板方式」は、理解できる。
「トラブルを起こしたらどうしよう」と思うから、トラブルが起こるのだ。「トラブルを起こせない」と思って仕事をすれば、「起らない」のである。
問題は、「どうすれば、トラブルを起こせなくするか」であるが、それが、「在庫をまったく持たない」という、やり方なのだ。
在庫があると思うから、トラブルが起きてもいいや、と、安堵してしまう。そうではない。
在庫がまったく無い状態では、人間は、「極限状態」に成るのだ。「失敗できない」という、意識ができる。
「それでも失敗はあるだろう」と、思うだろうが、違うのだ。
「在庫が無い」という状態では、嫌でも、「失敗できない意識状態」に陥る。一種の「催眠」である。
この意識状態は、経験した者でないと、理解できない。「失敗できない」と思うと、というより、
「失敗できない状況に追い込まれる」と、本当に失敗しなくなるのである。