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☆マスコミ99年放送事故詐ジェニー事件18年2月18〜

311 :陽子:2018/05/04(金) 23:01:11.74 ID:fGXmdujk9
>>310
「これが、おまえの搭乗機だ。尾翼に「K384」と書いてある。覚えておけ。
「は、はい!」
「どうだ。飛んでみるか?」
「い、いいのでありますか?」
「もちろんだ。俺に付いて来い。さあ、着替えてこい」
「はははい!」
小躍りして、兵舎に駆け込んで、飛行服に着替えた。部屋に居た誰かが、
「何を慌てている? 空襲か?」
浩作は、「飛行機を与えられました。今から初めて飛びます!」答えた。
「はっはっは。そりゃよかったな!」
浩作は、すぐに自分の愛機に向かった。整備兵が整備している。長谷川小隊長が待っていた。
「さあ、乗れ」浩作は、梯子を伝って、コックピットに乗り込んだ。小隊長が翼に乗って、指示してくる。
「基本操作は知っているな?」
「はい! これが、操縦桿、これがスロットル、これがフットバー・・・」と、自分で説明する。
「零戦は練習機の赤とんぼとは違う。速度も旋回能力も桁違いだ。
いいか、これが、機首の7カンマ7ミリ機銃のスイッチ、操縦桿のノブのボタンが、機翼の20ミリ機関砲だ。
機銃は、撃ち続けると、数分で弾が切れる。撃つ時は、タタン、タタン、と、数発づつ撃て」
「は、はい」「今、小川さんが空砲を入れてくれている。この機を担当する整備兵だ。挨拶しろ」
見ると、機体の下で、その人が弾丸を込めていた。浩作は大声で、
「小川さん! 小宮山二飛曹です! これからよろしくお願いします!!」敬礼する。
小川さんは、ニコ、と笑って、「頑張れよ。にいちゃん」
敬礼を返した。小隊長は、「おい」と、下に居た「一飛曹」の飛行兵を呼ぶ。

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