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☆マスコミ99年放送事故詐ジェニー事件18年2月18〜
- 308 :陽子:2018/05/04(金) 22:59:42.48 ID:fGXmdujk9
- >>307
とにかく、訳が分らない。みんな、何を怒っているのか???
すると今度は、「少尉」の階級章を付けた飛行兵が寄ってきた。これには、さすがに、驚愕した。みな、一斉に、「敬礼」をする。すると少尉は、「敬礼」を返してきた。そして、
「おまえら、誰なんだ? さっきから見ていると、うろうろしているだけじゃねえか」
「は、はい! 小宮山二等飛行兵曹であります!」
すると、みんなが、順番に名乗った。
「ああ、分った。新米だな」と、少尉。
「はい。ただ今、着任しまいたいしまいた!」ろれつが回らない。
「ついて来い」
そう言って、歩き出した。皆は、少しホッとする。付いていった。
基地に入る。飛行兵たちが、飛行服を着替えていた。浩作たちが部屋に入ると、皆が一斉に「ジロ」と、睨んで、無視した。ビビッていると、少尉は、「じゃ」と、どこかへ行ってしまった。
浩作たちは、呆然と立っている。すると、また一人、「一飛曹」が寄ってきて、真ん前に立った。
「おい」
「はい!」
「予科練で習わなかったのか?」
「は、何をですか?」
「馬鹿やろーーーっ!」
「ひえー」
また、大怒号である。とにかく、緊張して、訳が分らない。するとその一飛曹、
「挨拶だよ、挨拶! 阿呆か、おまえら!」
やっと、何を怒られているのかが、分った。
「は、はいっ。小宮山二飛曹、着任しました!」
と、また順番に、挨拶する。するとその一飛曹、耳に手をやって、
「はあ? いま、何か言ったか? 聞こえんぞ」
すると浩作たち、力の限り、咽が破れんばかりの大声を張り上げた。
「こみやまにひそうであります!!!」
と、皆が力を振り絞って、「挨拶」をすると、
「ははは」
と、部屋のみんなが、初めて、笑い始めた。
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