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■若宮啓文・元朝日新聞主筆が死去■

20 ::2016/05/23(月) 23:38:14.62 ID:D5YdJRDW0.net
5月13日(金)朝日新聞東京版朝刊オピニオン面・社説余滴

箱田哲也(国際社説担当)  日刊で壮絶に闘った言論人

大型連休中、2度も1人カラオケに行き、韓国民謡「恨五百年」を歌いまくった。
先月、68歳で急逝した元朝日新聞論説主幹・若宮啓文さんの十八番で、
先輩の早すぎる死を静かに悼んだ。

若宮さんは日本でも韓国でも著名だったが、多分に誤解もされていた。
理由の一つは、日韓が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)をめぐる11年前のコラムだろう。

「いっそ韓国に譲ってしまったら、と夢想する」と書いて大騒ぎになった。

真意は当然、単純な譲渡論ではない。
日韓が不毛な対立を永久に続け、本当に大事なものを失ってよいのか、という問いかけだったが、
思いは十分には伝わらなかった。

口癖は「やわらか頭でとんがろう」。理想を掲げつつ現実の中で接点をさぐろうとしていた。
だから日韓双方にある、硬直化した一本調子の主張や狭隘なナショナリズムを毛嫌いした。
どちらの国でも壮絶に闘っていた。

数年前、韓国であった国際会議。
韓国人司会者が「本日は独島は韓国領土という前提で進めたい」と切り出すと、
「今の言葉を撤回しないなら私は即刻日本に帰る」と憤怒の形相になり、
「独善的なふるまいの先に和解はない」と一喝したこともあった。

  (続く)

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