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仙台市の宮城県警仙台東署東仙台交番で１９日未明、
清野（せいの）裕彰巡査長（３３）が刺殺された事件で、県警は２２日、
交番にいた巡査部長（４７）に撃たれて死亡した東北学院大３年、相沢悠太容疑者（２１）が
エアガン２丁と弾倉数個、ナイフ３本を身に着けていたと発表した。

県警によると、相沢容疑者は撃たれた際、左手にアウトドアなどで使うナイフ、右手にエアガン１丁を持っていた。
このほかに相沢容疑者が着けていたウエストポーチの中にエアガン１丁、エアガン用の弾倉数個、ナイフ２本、はさみなどが入っていた。
交番の床には発射されたとみられるエアガン用のプラスチック製のＢＢ弾数十発が落ちていた。

捜査関係者によると、相沢容疑者の自宅から別のエアガンが押収された。
相沢容疑者は交番を訪れた際、手袋とマスク姿で「現金を拾った」と拾得物の届け出を装ったという。
県警は、相沢容疑者が強い殺意を持って襲撃したとみて、動機などを調べている。

一方、司法解剖の結果、清野巡査長の左わき腹や右肩甲骨付近に刃物による傷があり、
左わきの下から刺された傷が心臓に達して致命傷になった。【遠藤大志】

毎日新聞2018年9月22日 18時41分(最終更新 9月22日 20時41分)
https://mainichi.jp/articles/20180923/k00/00m/040/017000c