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キングコング西野公論 409

335 :通行人さん@無名タレント:2021/02/25(木) 03:57:35.03 ID:wsX6yfKe0.net
ツイッターでプペルの絵本&映画についてキチンと批評してる人がいて
すごい文量だったけどその中から一部抜粋。
以下、長いから引用符は付けないけど引用です。

―――――――――――――――――――――――――――
絵本で目に付く矛盾点だった部分が、映画ではわりと
無難に修正されていて、そこらへんは西なんとかさん
ちゃんと仕事したんだなという印象であった。

えんとつ町の不自然な舞台設定はレターの子孫の統治と言う
ことになり、ルビッチ父は漁師から縫製店の店長に変更され、
クラスメイトから「お前もこっちに来いよ」といわれる程度の
実にぬるい迫害()は異端審問官による統治や町の人の暴力
として描かれたのでわりとマシになっていた。

原作絵本ではプペルに声を掛けた以外、終始受動的で何にもしないまま、
終盤で西なんとかさんに憑依されたプペルに空に連れて行かれるだけ
だったルビッチが、主体性を持った主人公として行動し、
悩み困難を乗り越え、成長する部分を明瞭に描かれていたので、
これもかなりまともになっていたと思う。

同じく原作絵本では、町のみんなから袋だたきにあうという説明の割に
ほとんど大人が登場せず、逆にルビッチの良き理解者にして支援者である
母親が豪華な食事を作って迎えるのでまったく迫害感がなかったんだけど、
映画では病弱で車椅子というビジュアルとなにより中の人の演技で
ずいぶん良くなっていた。

アントニオの「実はホシを見たことがある」言動も上手いところ昇華され、
いわゆる綺麗なジャイアンムーブになっていたのでそこも悪くはなかった。

全般的に映画としてはかなりまともに観れるものになっていたと思うが、
そのせいで時折出てくる「ここは西なんとかさんが書きました!」って
露骨にわかる設定や台詞回し、差し込まれるシーンが、
もう強烈な違和感を与えてくるのであるな。

言葉と動きで明確に意見や立場を発表するのは大事なんだけど、
露骨なくらいに西なんとかさんの「世間の常識は間違ってる」
「正しいと思うこと=西なんとかさんの主張を信じ抜け!
俺たちはその仲間だ!」「俺もだ」「俺も!」って
意思表明を繰り返すのがチラつくんだなあ……。

仮にも多少なりとも好意を持った相手に
「その臭いカラダも洗えば少しはマシになるんじゃない?」
って台詞回しに疑問を持たないあたりが
(蔑んでるわけではなく思いやってるらしい)、
西なんとかさんの西なんとかさんたる所以だなと思うところだ。
2020年12月27日

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