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キングコング西野公論 408
- 544 :アメブロ(2/4):2021/02/21(日) 15:59:33.56 ID:F1ZYIzz30.net
- (>>543続き)
そんなこんなで本題です。
エンタメ畑の人間なので、エンタメを軸に話しますが、たぶん、エンタメだけの話じゃないと思うので、
置き換えて聞いていただけると嬉しいです。
いろんなところで、よく言われている話です。
韓国って1997年に経済がドッチラケになっちゃって、それをキッカケに国策として
「海外に売って行こう」というノリになったとか何とか言われてたりしています。
実際にその国策がどこまで効いたかは分かりません。
だって、一時期、韓国ドラマをよく見かけましたが、
「おお、韓国のエンタメが世界に出ていっている」というニュースを耳にするようになったのって、
最近っちゃあ最近じゃないですか。
たぶん、試行錯誤の時間帯がかなりあったと思うのですが……
ただ、明らかに「海外に売り込んでいくぞ」という雰囲気はあったと思うんです。
僕は絵本を描いているのですが、一応、日本以外の国でも何カ国か出版させてもらっているんですね。
出版のお話をいただくこともあれば、売り込みにいくこともあります。
たとえばイタリアのボローニャという町では、毎年、世界中の絵本が集まるブックフェアが開催されていて、
そこには世界中の出版社さんが買い付けに来られるんです。
変な話ですが、『えんとつ町のプペル』のコロンビア版の出版というのは、そのイタリアで決まったんです。
まぁ、そういう世界絵本市場みたいな場所があるんですが、そこは、自分達でお金を払ってブースを出すんです。
もちろん、ブースを出したからといって必ず売れるわけではなく、
出版が1社も決まらず渡航費とブース代が丸々パァになることも。。
なので、「ブックフェアにブースを出す」というのは、そこそこリスクを伴います。
僕らは、まぁ、「勉強代」と思って、そういうところに実費で顔を出して、
たまたまありがたいことにお声がけいただいたりしていますが、驚くべきは「韓国」です。
僕が見た年は、いろんな国の出版社がブースを出す中、韓国は「韓国ブース」があって、
ブースの造形に明らかにお金がかかっているんです。
ブックフェアのブースって、何もしなければ、ただパーテーションでスペースが区切られているだけなのですが、
韓国ブースは、ちょっとした「キッズパーク」みたいになってるんです。
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