2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

キングコング西野公論 401

545 :通行人さん@無名タレント:2021/01/21(木) 10:01:24.02 ID:i2XXDiql0.net
>>543 続き
問題は、「どうして、中国の方がたくさんやってきて、中国の方に頼らざるをえなくなったか?」という部分だと思います。
その答えは結構シンプルで、「日本が安い国だから」じゃないですか?

自国で働いて稼いだお金を持って、日本に行けば、自国じゃありえないぐらいの思いができるから、日本に流れたわけで、これって、その昔、日本人が近隣の安い国に旅行に行っては、「安い安い」と買い物したおしてたことの繰り返しだと思うんですね。

「安い」って、けっこう厄介な状況で、たとえば商品を売っても、それほど利益がないので、そのお金で何かを買うことはできない。

そうなると当然、日本には、「商品を安く売って、何も買うことができない日本人」と、「自国で稼いだお金を軍資金に、安く大量に買うことができる外国人」で溢れるわけで、「インバウンドに頼る」も何も、「日本人の前に商品を出しても、日本人はお金を持ってないから買えないじゃん」という状況だと思うんですね。


「インバウンドに頼った罰」という意見って、表層しかさらっていなくて、それより何より「安い国」になってしまったことを取り上げた方がいいと思います。


で、この国が「安い国」になってしまった原因って、いろんなところで語られているし、もちろん、一つじゃないと思うのですが……エンタメを通じてサービスを提供している立場から言わせていただくと、やっぱり日本は「ブランドづくりが下手」というのと、それ以前の問題として、「日本人が日本人のブランド作りを許さない」というのが大きいと思っています。


日本人って、商品の付加価値が目に見えるものになっていないと、「こんなに高いのはおかしい!宗教だ〜!」と騒いじゃう感じあるじゃないですか?

たとえば、A社が販売しているカバンと、同じようなカバンを、山田太郎さんが、それよりも高い値段で販売していて、その山田太郎さんのカバンが売れていた時に、外野が「宗教だ〜!」「山田太郎から搾取されてる〜!」と言っちゃう感じ。

でも、もちろん、まったく同じものが高い値段で売れるわけがなくて、そこには山田太郎さんのストーリーが付加価値として乗っかっていて、それが、「山田太郎さんへの支援」だとか、「山田太郎さんの成果物を持っている俺」に繋がっているわけじゃないですか。

それこそがまさに「ブランド」の正体だと思うのですが……そこを認めない空気感が日本中に漂っていて、その結果、ほぼ原価でしか商品売れない空気になっている。

総レス数 1001
427 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200