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キングコング西野公論 400

624 :アメブロ 1月16日(3/4):2021/01/16(土) 10:47:45.76 ID:HRp87wY10.net
>>622続き)

さて。今日の本題です。

今日から、『映画 えんとつ町のプペル』ができるまでの裏側に迫った個展
『えんとつ町のプペルができるまで展』が、東京、仙台、福岡でスタートします。

「思ってたのと違う!」となってしまうのが嫌なので、ちょっと丁寧めにお伝えしますが、
こちらの個展は、完成品が壁にズラリと展示されたものではなく、「できるまで展」なので、
完成するまでの過程を展示しているんです。

たとえば、『映画 えんとつ町のプペル』にはトロッコで爆走するシーンがあるんですけど、
あのシーンができるまでを、ラフ画の段階から追いかけているんです。
ラフ画の段階なので、要するに、本番まで辿り着かなかったアイデアとかが混じっていたりします。
 
CGも、初期の初期の段階のものを動画で流していて、
「ほぉ〜、これが、ああなるんだ」と楽しんでいただける内容となっておりますが、
そもそも、そういったものに興味がない人からすると、マジで全然面白くないと思いますwww

僕は、こういうのがずっごい好きなんです。

昔見た映画『タイタニック』のメイキングとかが最高で、グリーンバックに、巨大な船のセットがドーンとあって、
そこに海を合成するわけですが、それを見て興奮したクチなんですね。

で、今度は自分がそういったものを提供する側の人間になったわけですが、なってみて分かるのが、
「これができるまでの裏側、結構面白いよ」と提供できるのって、「その時」だけなんです。

次の作品にとりかかったら、そこでは前作よりもアップデートされた技術が使われていて、
どうせ見てもらうなら、僕らはそっちの方を見ていただきたいんです。
要するに、今、一番温度を持って取り掛かっているものを見てもらいたい。

当然、「メイキング画像」や「メイキング映像」は素材として残り続けるのですが、
作り手の気持ちとしては、「今、それよりも、もっと面白いことをやってるから!」があるんです。

なので、『映画 えんとつ町のプペル』の裏側に迫った今回の個展は、今回限りなんです。
半年、1年後に、おこなうことはない。

この仕事をやっていると、「やっぱ、行っとけば良かったです。また、どこかでやってもらえませんか?」
と言われること時々あるのですが、あれって、結構、心苦しいんです。
これは表現活動している方々の総意だと思うのですが、それを言われたところで、
本音を言うと「だから、さんざん告知したじゃん」なんです。
「時すでに遅し」というやつです。打ち上げ花火です。

今回は、それがあったら嫌だなぁと思ったので、少し丁寧めに告知させていただいております。
『えんとつ町のプペルができるまで展』は、東京、仙台、福岡のHMVミュージアムさんで本日スタートです。

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