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キングコング西野公論 400
- 197 :Facebook(2/4):2021/01/13(水) 20:46:53.86 ID:ZnYEJVnQ0.net
- (>>196続き)
これが、まだ売れてない僕らみたいな芸人がやるならギリわかるんです。
でも、キングコングですからね。もう売れてるんですよ。
それなのに、全芸人の中で一番ネタ合わせしてたのが、このときのキングコングさんです。
そんなキングコングさんですからね。予選から破竹の勢いで勝ち上がっていきましたよ。
一度だけ予選の日が被って、袖からキングコングさんの漫才を観たことがあったんですがね、
あ、こりゃ通ったな
開始数十秒でわかりました。
僕が慧眼の持ち主だからじゃありません。たぶん、漫才をやってる人なら全員わかる、、
うーん、もっと言うと、その日会場にいた人なら、ほとんどの人がわかる、「空気」ってのがあるんです。
技術やセンスが全て無力化する、空気ってのが。
とーっても言葉じゃ表現しづらいのですが、簡単に言えば、
"会場全体を根こそぎ巻き込んでしまう"って感じでしょうかね(まだ曖昧ですが)。
そのコンビの色で空気を染める、というか、2人の言葉、一挙手一投足が、
お客さん全てをコントロールしちまう。
そんな"ゾーン"のようなものに入るときがあるんです、漫才師って。
で、このときのキングコングが、まさにそれだったんです。
ほんで、当然合格。そんで、そのまま決勝。順当も順当でした。
2007年、M-1の決勝。
テレビでご覧になって、覚えてるって方もおられるかもしれません。
僕はね、決勝本番の会場にいたんです。
なぜなら、その日の前説を、僕らブロードキャスト!!(ってコンビ名なんです)が、担当していたから。
カメラやら、何かしらの機材の太いケーブルが、グネングネンしてるスタジオの隅っこ。
僕はそこで、キングコングの出番を、文字通り手に汗握りながら待ってたんです。
ドキドキがドキドキを誘ってくるもんだから、ドキドキがエンドレスにドキドキ。
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