2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

キングコング西野公論 397

552 :通行人さん@無名タレント:2020/12/27(日) 11:04:39.54 ID:4ZHzFWwm0.net
『社会の独房から』より抜粋

2020-12-26
アニメ映画『えんとつ町のプペル』感想。
「作者と作品は切り離して考えるべき」は無理無理の無理

性格がどうしようもなくクソな人からも
世紀の大傑作は生まれる可能性はあるし、
その反対に、誰からも愛される人が
誰からも愛される作品を創造出来るとは限らない。
僕自身も「作者と作品は切り離して考えるべき」は正論だと思うし、
そういう見方で作品を鑑賞したいと常々思っている。

そう、常々思っていたんだ。
アニメ映画『えんとつ町のプペル』に出会うまでは。

まずハッキリ言っておきたいのは窪田正孝、芦田愛菜などの声優陣、
技術の最高峰である。特に藤森慎吾の早口とか滅茶苦茶良かったですね。

アニメーションは流石STUDIO 4℃。
過去作が好きな作画オタクの人にも楽しんでもらえる出来である。

そしてストーリー。
西野亮廣のドヤ顔がチラつく物語である。

周りから馬鹿にされても、見下されても、信じ続けることで、
歩み続けることで世界を変える事が出来るというテーマ。
ただ、そんなルビッチを冷笑する者や同調圧力に屈する者の描き方が
露骨なまでの「悪」として描いている。
それがどうしても「えんとつ町の住民とルビッチ」の関係性を
「世間と西野亮廣」に被らせながら描いてそうで、
世間から笑われながらも夢を持って頑張り続けた俺!西野亮廣!!
というのがずっとチラつく。

ルビッチに1番キツくあたっていた人が実は昔、同じように
星に憧れを持っていながら同調圧力に屈した経験があった事が判明する
シーンとか西野亮廣めちゃくちゃ気持ちよくなってそうである。

この物語が適度に脱臭しながら『クレヨンしんちゃん』とかで
映画化されたら子供に向けた良いテーマで、
大人も感動もして泣いちゃうかもしれない。
ただ、本作は『えんとつ町のプペル』なのである。
どんな感動的シーンも西野亮廣の顔がチラつく。
(続く)

総レス数 1001
477 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200