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キングコング西野公論 397

1 :通行人さん@無名タレント:2020/12/23(水) 04:59:47.62 ID:9wCR7tk80.net
前スレ:
キングコング西野公論 396
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/geino/1607494461/

・Amebaブログ『西野亮廣ブログ』(2018年1月12日〜)
 https://ameblo.jp/nishino-akihiro

・ツイッター@nishinoakihiro(2011年8月22日〜)
 https://twitter.com/nishinoakihiro
 (※2015年10月4日に辞める宣言、2018年7月18日にとっとと離れる宣言をしたが継続中)

・Facebook(2013年2月11日〜)
 https://www.facebook.com/akihiro.nishino.16?id=100003734203517
・Facebook/公式(2016年10月11日〜)
 https://www.facebook.com/AkihiroNishino.official/
(deleted an unsolicited ad)

395 :Voicy(1/5):2020/12/26(土) 20:19:03.13 ID:FsVf/M4r0.net
https://voicy.jp/channel/941/116865

一人で声を上げた人を、一人にさせない一人
2020/12/26

・どちらも必要

(※業務連絡省略:「スナック西野」数日延期・東宝YouTubeチャンネルの件など)

というわけで、今日の本題でございます。

昨日無事にですね、「映画えんとつ町のプペル」の幕が上がりました!

えっとー……今からね、15年前に0.03ミリのボールペン1本握りしめて、
誰からも求められていない中でスタートした挑戦でしたが、
紆余曲折・七転八倒ありながらも、こういった日を迎えることが出来たのは、
ひとえにですね、応援して下さった皆様と、スタッフの皆様のおかげです。
本当にありがとうございました。

あのー……メディアに出る時なんかは一応僕がフロントマンなので、
「キンコン西野の作品」っていう紹介のされ方をですね、まぁ黙って背負いますが、
まぁそんなことは1ミリも思ってなくてですね、えんとつ町のプペルは、
みんなで作った、みんなの作品だと思ってます。

映画館で売られているパンフレットを見ていただいたら分かると思うんですけども、
僕のページが少ないのは一応そういった思いからです。

まぁあのー、みんながいなかったら完成していないので、ほんとに感謝しています。
ありがとうございます。

396 :Voicy(2/5):2020/12/26(土) 20:20:43.50 ID:FsVf/M4r0.net
>>395続き)

でー……無事にね、初日を迎えた「映画えんとつ町のプペル」ですが、
もう皆さんTwitterとかに流れて来ているかも知れませんが、
評判が、本当に、メ・チャ・ク・チャ・いいです(笑)。メチャクチャ。

こんな評判がいい映画っていうのも、皆さんあんまり聞いたことがないかも知れないです。
ハッシュタグ「えんとつ町のプペル」で検索したら、今、大変なことになってます。

昨日は丸一日、Twitterのトレンドに、ホントに丸一日ずーっとトレンドに上がっていたんですけども、
見るとですね、「昨日一日で3回観た」っていうツワモノもいましたね。3回ですよ(笑)。
一日でおんなじ映画を3回観た人がいた、しかも「まだ行く」とか言ってんですけど、
スゴいなぁとか思ってます。

で、泣きすぎるからバスタオルが必要とか言われてますが、バスタオル映画とか言ってますが、
これホントに大袈裟じゃなくて、マスクとかグショグショになる、メガネは曇るし、
マスクとかグショグショになりましたって報告が、いろんな所から上がってます。

映画業界に長くいるスタッフもですね、「こんな反応は初めてだ」っていうことで驚いていて、
これがね、今後どんな反応を生むのか。
もちろん恐怖もありますよ? が、楽しみが大っきいです。

そして、その反応の中でも目立っているのがなんと言っても、「拍手」ですね。拍手。
あのー、雨上がり決死隊の宮迫さんが、普通に見に来て下さったみたいで、
感想を呟いて下さっていたので、えとー……読ませていただきますね。
ツイートして下さっていたので、そのツイートを読ませていただきますね。

│宮迫 @motohage
│観終わった後に自然と拍手が沸き起こった初めての体験だった。
│西野大先生〜最高のクリスマスプレゼントをありがとう御座います(ToT)

そうなんですよ。宮迫さん、本当にありがとうございます。

そうなんです。
昨日ですね、全国の各劇場で、「映画えんとつ町のプペル」の上映終了後に、拍手が起こったんです。
あの、一箇所とかじゃなくて、全国の劇場で拍手が起こったんです。

397 :Voicy(3/5):2020/12/26(土) 20:24:09.69 ID:FsVf/M4r0.net
>>396続き)

普通ね? エンドロールが流れたらみんな席を立つじゃないですか。
昨日ね、映画館に行かれた方は、あのー…その光景を見られたかと思いますが、
「映画えんとつ町のプペル」はだっれも席を立たずに、エンドロールを「最後まで」観て下さるんですね。

ま、その理由のひとつにですね、エンディング曲の「えんとつ町のプペル」って曲自体がですね、
主人公ルビッチが語るエピローグになっていて、そこまでが作品なんですね。
ルビッチ目線の歌詞なんで全部。なのでそこまでが作品になっていると。
お客さんみんながその意図を汲み取って下さっているんだと思います。

でぇ! 拍手ですよ。
エンドロールが流れ終わって一番最後に「おしまい」! バーン! って出るんですけども、
それと同時に昨日、各劇場で、拍手が起こったんですね。

映画館で拍手が起こることって、あんまりない! と思うんですけども、
まぁこれに関して言うとですね、まずは拍手をする一人目になった人がそこに存在するわけじゃないですか。
けっこう勇気が要ったと思うんですよ。自分が拍手をして誰も後に続かなかったら恥ずかしいじゃないですか。
それでも勇気を振り絞って、制作スタッフに対しての労いをね、表明して下さって。

なんだろな、それはまるで、映画のラストシーンの主人公ルビッチと、町の人たちの関係みたいで、最高なんです。
一人目になって下さった方はもちろんですね、一人目になった方をひとりに「させなかった」皆さんにもですね、
感謝を申し上げます。

作品がキチンと届いていることが確認できて、「映画えんとつ町のプペル」のスタッフが、もう全員喜んでます。
本当にありがとうございました。

398 :Voicy(4/5):2020/12/26(土) 20:25:47.41 ID:FsVf/M4r0.net
>>397続き)

で、ここが今日の本題なんですけども。

「映画えんとつ町のプペル」の上映後の拍手ってね、ホントに大きな意味があると思っていて、
映画を見終わって勇気を振り絞って行動を起こした主人公たちの背中を見終わってですね、
「行動する自分になるか否か」の、最初の問いになっているような気がしています。

そこにはですね、自分の気持ちやスタッフへの労いを表明するために、
「拍手をする一人目になろう」と覚悟を決めてくれた人もいれば、
「拍手をしたいな」と思っていても、だけど、自分ひとりになるかも知れないからと手を下げて、
どこからか拍手が起こったタイミングで、遅れて拍手をする人もいると。

くれぐれもそこにはですね、間違っている人なんて一人もいなくて、それが「リアル」だと思うんですね。
「あー、自分はこういうポジションを取るヤツなんだ」って分かることで、そこには意味があって、
それを知れるから、初めてね、「じゃあ次からはどうする?」って議論が生まれる。
小さな一歩か、もしくはまだ一歩も踏み出していないのかも知れませんが、それがすごく大切だと思います。

で、僕の場合で言うと、最初はひとりだったんですよ。0.03ミリのボールペンでチマチマと描くわけですが、
ようやく完成させた絵本が売れるわけでもなく、そこからはセッセと手売りですね。
その姿は見る人が見ればミジメに映ったかも知れません。
テレビという華やかな世界から軸足を抜いて、それを始めたクチなので、
実際に「落ちぶれたな」なんて言葉なんてね、もう何回…何万回も! 浴びたんですね。

ただそんな事を続けてるうちに、「西野をひとりにさせない」っていう人が、一人増え二人増え、
冒頭で申し上げましたが、そういった方々のおかげで、映画の初日を迎えることが出来ました。
「ひとりにさせない人」の力が本当に大きかったんですね。

「映画えんとつ町のプペル」は正にそういう物語で、一人目になった人と、一人にさせなかった人の冒険活劇です。
どっちも必要な人で、どっちかが欠けていたらハッピーエンドは迎えられなかった。
なんかそういったモノが、映画上映後の拍手に表れていて、メチャクチャ面白いなぁと思っています。

今日はちょっと喋りたいことがまだあるので、次のチャプターに移動したいと思います。

399 :Voicy(5/5):2020/12/26(土) 20:27:25.66 ID:FsVf/M4r0.net
>>398続き)

・なんとしてでも届ける

なんかあのー……(笑)、ゴールテープを切ったような感じで喋っておりますが、
「映画えんとつ町のプペル」はですね、まだまだ始まったばっかりで、ハッピーエンドっていうのは遥か彼方なんですね。

ま、くれぐれも勘違いしちゃいけないのは、僕らはテレビアニメの映画化でもなければ、
テレビドラマの映画化でもない。世間的にはまだまだ知られていない絵本の映画化っていうのは、
いわゆるもう、弱小ベンチャーでですね、そいつがいきなり、モンスター作品がひしめく、
超・激戦区に挑んでいるんで、少しでも気を抜けば、一秒で消えちゃうんですよ。
僕らなんかね、吹けば飛ぶくらいの、ほんとにもう弱小ベンチャーなんです。

でね、とはいえですね、これだけ多くの方の思いを背負っている作品を死なせるわけにはいかないので、
今日からもですね、気を引き締めて、一人でも多くの人に届くように走り回りたいと思います。

ちなみにですね、完成披露試写会や、初日舞台挨拶のような華やかなステージではありませんが、
やっぱりね、映画館に来て下さった方には、自分の口でキチンとお礼をお伝えしたくて、
今日からですね、わたくしは各劇場を回って、上映前か上映後に、2〜3分ほど、
お礼のご挨拶をさせていただこうと思っています。

で、ひとまずですね、今日・明日の予定を言うとですね……(※詳細・省略)
……に登壇させていただきたいと思います。

ほんとはね、一緒に写真を撮ったりだとか、握手をしたりだとか、感想を話し合ったりだとか、
そういう事をしたいんですけども、今は時期が時期ですから、メチャクチャ心苦しいですが、
距離を取らせて下さい。

あのー…挨拶後ね、サッサと立ち去る姿はですね、すごく素っ気なく見えちゃうかも知れませんが、
えっと(笑)、けっこう意外と、胸が痛かったりします。ていうかメチャクチャ胸が痛いです。
でもここはね、キチンとソーシャルディスタンスは守って、で、いつかね、コロナが落ち着いたら、
みんなと一緒に酒を酌み交わしながら、感想を言い合うことができれば嬉しいです。

とりあえず今はね、「映画えんとつ町のプペル」という作品を、希望を(笑)、死なせないために、
そして映画館を応援するために、そして今もギリギリで頑張っている方…あなたをですね、応援するために、
各劇場を回り続けますので、お近くに西野が来た際はですね、ひと目会いに来ていただけると嬉しいです。
今日は、東宝シネマズ上野と、東宝シネマズ日本橋におじゃまします。

最後にですね、ハッシュタグ「映画えんとつ町のプペル」で映画の感想を呟いていただけると嬉しいです。
移動中ね、僕はずっと、最近はそればっか見ていて、その感想にね、本っ当に救われるんです。
みんなが見てくれたとか、みんなが喜んでくれたということが確認できることで、
本当に救われるし、あの〜…まだまだ頑張るぞって、思わせてもらってるんですね。
なので、感想をいただけると嬉しいです。

まだまだ頑張ります。引き続き、よろしくお願いします。

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