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キングコング西野公論 396

404 :アメブロ(3/4):2020/12/15(火) 13:59:08.59 ID:9P4m+ujb0.net
>>403続き)

今は、こういう感想にいちいち救われています。

他にも、YouTubeに感想をアップしてくださっている方もいたり。。
ようやく「届いた」ということが確認できて、月並みな感想ですが、
「大変だったけど、作って良かったな」と思っています。

その一方で、先日もお伝えしましたが、恐怖はいつまで経っても拭えないです。
一人でも多くの方に劇場に足を運んでいただく為に、連日せっせとドブ板営業を繰り返しているのですが、
どれだけやっても気休めにもならなくて、昨日、映画館にお客さんが一人も来ない夢を見ました。
よっぽどビビっているんだと思います(笑)

で、これが今日の話の核となると思うのですが、一度、映画作りにハマった人って、
もうとり憑かれたように作り続けるじゃないですか?
テレビマンであろうと、芸人であろうと、何かモノを作りつけている人は、
どこかのタイミングで映画作りに辿り着いて、そして、映画側から首を切られるまでは、そこから抜け出せない。
映画はエンターテイメントの最後に辿り着く競技みたいになってますよね。

今回経験してみて分かったのですが、それは「映画が総合芸術である」ということも勿論あると思うんです。
ストーリーやキャラクターや音楽や背景や小道具…その他すべてのモノをコントロールできることって、
そうそうある機会じゃない。映画はそれができるんですね。
なので、そこにハマるというのも凄く凄く共感できるのですが、その一方で、映画づくりに辿りついた人が、
首を切られるその日まで、ずっと映画を作り続ける理由は、もう一つあるとことが今回分かりました。

それがさっきの話なんですけど、やっぱりね、圧倒的に怖いんです。

怖さの原因は2つです。
一つ目は「内容をテコ入れできない怖さ」、
二つ目は「集客の怖さ」。

たとえば漫才だったら、M-1グランプリの予選を受けるまでに、1年間かけて、劇場でネタをかけ続けて、
お客さんの反応を見ながら、改善を繰り返すことができるんですね。
テレビもそうですね。視聴者の反応を見て、テコ入れすることができる。

これが映画となるとそうじゃない。
一度、上映されてしまうと、その作品は、どれだけ反応が悪くても、
明日も明後日も同じ内容のままスクリーンから流れ続けるんです。

逆に一発目の反応が良かったら、1週間後も2週間後も調子がいい。
なので、「初号試写」というかなり厳し目の関係者向けの試写会や、
一般の方も来られた完成披露試写会での反応がすこぶる良かったのは、本当に嬉しいです。
そこに関しては、ホッと一安心です。

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