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キングコング西野公論 392
- 249 :アメブロ(3/4):2020/10/16(金) 11:20:18.34 ID:en290w0c0.net
- (>>248続き)
で、いよいよ「オープニング曲の制作をしよう」という段階に差し掛かった時に、「いや、ちょっと待てよ」と。
2012年から、HYDEさんの「ハロウィンパーティ」を超える曲が出てこなくて、
んでもって、そもそも「ハロウィンパーティー」を流しながら、この曲に合うように本を書いてしまっている。
この条件で、「ハロウィンパーティーを超える曲なんて作れるんだっけ?」と思ったんですね。
というわけで、「一旦、ダメ元で、HYDEさんに、この曲を使わせていただけるか、お願いしてみよう」と。
で、「ダメだったら、頑張って作ろう」ということで、話がまとまったんです。
やっぱり、「イイものはイイ」ので。
変にエゴをこじらせて、何でもかんでも「自分でやる」とするのではなくて、
素晴らしいものにあやかれるのなら、あやかった方がイイ。
それが製作総指揮の仕事だなぁと思ったんです。
で、ダメ元で、HYDEさんにお願いしたところ、これが本当に本当にありがたいことに、なんとHYDEさんが、
そもそも『えんとつ町のプペル』のファンでいてくださって、快く「オッケー」をくださったんです。
こんなにありがたいことはありません。
そして、もっとありがたいのはここからです。
ここから僕のHYDE愛が爆発するのですが……
映画館で流すとなると規格も変わりますし、さらには前後の音楽とのバランスもあって、
今回、「ハロウィンパーティー」を映画用にアレンジする必要があったんですね。
そこからのHYDEさんが本当に最高すぎたのですが、HYDEさんったら、楽曲を提供して終わりじゃないんです。
「えんとつ町」には、こういう音は鳴らない」とか「煙の中から聴こえてくる音は、こっちだ」といった感じで、
映画用のアレンジを本当にトコトン付き合ってくださったんです。
テレビのインタビューだと「オッケー、オッケー」といった軽い感じで受けて、サクッとやりました感が出ていますが、
どっこい、皆さんが思われている「トコトン付き合う」の5倍ぐらいトコトン付き合ってくださった。
歌詞も若干変わってるんです。
もともと歌詞の中に、「月明かり」というワードがあったのですが、
「えんとつ町」は煙に覆われて空を知らない町なので、月も知らないので、「月明かり」が「薄明かり」になっていたり、
その他にも、えんとつ町にあるハズがないものは歌詞から省いて、えんとつ町仕様に変えてくださったんです。
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