2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

キングコング西野公論 389

1 :通行人さん@無名タレント:2020/08/25(火) 21:00:57.09 ID:YFoS94ss0.net
前スレ:
キングコング西野公論 388
https://egg.5ch.net/test/read.cgi/geino/1597037090/

・Amebaブログ『西野亮廣ブログ』(2018年1月12日〜)
 https://ameblo.jp/nishino-akihiro

・ツイッター@nishinoakihiro(2011年8月22日〜)
 https://twitter.com/nishinoakihiro (※2015年10月4日に辞める宣言、
2018年7月18日にとっとと離れる宣言をしたが継続中)

・Facebook(2013年2月11日〜)
 https://www.facebook.com/akihiro.nishino.16?id=100003734203517
・Facebook/公式(2016年10月11日〜)
 https://www.facebook.com/AkihiroNishino.official/

────────
(deleted an unsolicited ad)

820 :Voicy(1/4):2020/09/08(火) 19:25:32.26 ID:YH/WE2qX0.net
https://voicy.jp/channel/941/96865

2020/09/08
・キンコン西野が本当に許せないこと
 /アイツとは二度と仕事をしない
 
さて今日はですね、ちょっと僕怒ってるんですけども、
僕の友達もですね、よく同じことで苦しめられているんで、
勝手に代表して言わせていただきたいと思います。

お客さんに対してではなくてですね、インタビュー取材のライターさんに対して怒ってます。

まず、ここだけはキチンとしておきたいんですけども、
長年ね、プロの世界で活動されているライターさんは、本当に素晴らしい方が多いんですね。
なので、この後の話で出てくる「ライター」っていうのは、
「一部のライターさん」ていう認識でいていただけると助かります。

であのー、本題に入るとですね、僕は仕事柄、インタビュー取材というものを受ける機会が多いんですね。
今やってるお仕事について、あれやこれやと話させていただくんですけども、
一応、「伝えること」に関しては、あの(苦笑)、僕だいぶ上手い方だと思うんですね。

オンラインサロンなんてその最たる例で、毎日毎日、お仕事に関する記事を書かせて頂いていて、
日本で一番売れています。
なので、「伝えるのが上手い」っていうのは、自己評価ではなくて「結果」です。

で、もちろんインタビューを受ける最後にですね、初めて話を聞く人でも内容が混乱しないようにですね、
話す順番を選んで、話す言葉を選んで、お話しさせていただくんですね。

そんな中ですね、困っちゃうのが、インタビューで話した内容を、
大幅に変更してしまうライターさんがいるんです。

そういうライターさんに限って、読解力とか文章力の前にですね、そもそもの知識がない。
知識がない人が、「おそらく西野の言っていることはこうであろう」って調子で想像する文章って、
もう本っ当にメチャクチャで、それが「西野が話したこと」として世に出るわけじゃないですか。

僕としては新鮮なお刺身とお醤油をお出ししているのに、料理をお客さんのテーブルまで運ぶスタッフが、
「ケチャップをかけたほうがウマいに違いない!」っていった感じで、
ベチャァッ!ってケチャップをかけた上で、「こちらが西野の料理です」っていう感じで出してしまうと。
これ、もう営業妨害以外の何物でもないですね。

821 :Voicy(2/4):2020/09/08(火) 19:27:01.32 ID:YH/WE2qX0.net
>>820続き)

で、過去に、こういう事件が何度もあったのでですね、僕が取材を受けさせていただくときは必ず、

「西野が言っている言葉をそのまま使ってください。並び替えも、編集も、付け加えも、一切要りません。
それが守れるのであれば取材を受けさせていただきます」

と、事前にお伝えして、お約束いただいた上で、取材を受けさせていただいてるんですけれども、
それでもですね、僕が喋った内容を、ガンガンにイジってくるライターさんがいて、
あの(苦笑)、昨日がヒドかったんですけども、今ちょっと記事を読み返してみるとですね、
例えば〜、そうだな……ん〜と〜……これなんかそうかな。

「僕の絵本は分業によって、背景やコラージュなどずいぶん書き込まれていますが」

っていう一文があるんですが、 こんなこと現場で一言も言ってないんですよ。
「言ってない」の。
この(苦笑)、この言葉を発していないんですよ。

これポイントはですね、「コラージュなどずいぶん書き込まれていますが」
っていう部分なんですけれども、“コラージュ”ってあんまり聞き慣れない言葉だと思います。

で、コラージュっていうのが何かというとですね、
あのー、僕の絵本ってかなり回りくどい作り方をしていて、
まず僕がストーリーを書いて、その後に僕が簡単な絵コンテを書くんですね。
で、その絵コンテを元にですね、別のスタッフさんと協力して、
物語の舞台となる街のですね、地図を書くんです。

というのも、分業制で進めるので、全てのスタッフさんがですね、
背景の建物の位置とか高さを共有しておかなくちゃいけないから。
えんとつ町の地図なんて、もうそこで暮らす人々の生活から逆算して、
もうメッチャクッチャ細かく作られてるんですね。

で、そこで出来上がった地図を元に、
「1ページ目はここにカメラを置いてこの角度から主人公たちを狙おう」とか。
「2ページ目は少し上空から狙おう」といった感じで、カメラ位置、
つまり読者の視点を決めていくんですね。

その後、改めて、視点を決めた後に改めてを絵コンテを書きます。
今度はもう少し書き込んだタイプの絵コンテですね。

822 :Voicy(3/4):2020/09/08(火) 19:28:21.56 ID:YH/WE2qX0.net
>>821続き)

で、その後に時と場合によりますが、コラージュっていう作業が入ってきたりします。
あの、絵コンテのイメージを膨らませるためにですね、
ネット上に転がってるイラストとか写真を切り貼りしていくんすよ。

例えば「ここの看板は大阪ミナミにあるこの看板」っていった感じで、写真がこう貼られていくんですね。
で、その看板の写真を見て、イラストレーターさんが看板を描く。
っていう流れですね。

これって、えーと…「この看板は誰が描いたんですか」っていう質問に明確に答えきれない理由を、
説明する時ですね、まぁ必ず利用する説明のテンプレートみたいなもんなんですけども、
最後に筆入れをしたのはそれはイラストレーターさんですが、
それって「コラージュ」っていう作業がないと描けなかったし、
コラージュは絵コンテがないと存在し得なかったし、
絵コンテは地図がないと書けなかったし、
地図はざっくりとした絵コンテがないと書くことができなかったので、
えと、看板ひとつ取ってもですね、みんなで作ってるんですね。
「この人が描いた」って言い切れない。

…っていうことを説明する時に、だいたい今の話をさせていただくんですけども、
え〜、この説明の途中で出てくるのが、この作業の途中で出てくるのが、
「コラージュ」っていう言葉、作業ですね。

で、その上でですね(苦笑)、昨日の記事に上がってきました…ええと、
「僕の絵本は分業によって、背景やコラージュなどずいぶん書き込まれていますが」
ですね。

えーと…。もう皆さんご理解いただけてると思うんですけど、コラージュって、書くもんじゃないんですよ。
でも、知識がないと、こういう事故が起きちゃう。
だ・か・ら、えーと…「現場で西野が喋ったことには手を加えないで下さい」
と事前にお伝えしているんですけども、「こっちの方がわかりやすいに違いない」といった調子で、
まぁガンガンに手を加えちゃう。

そして現場で喋っていないことや、ん〜、確かにその単語は使ったけども、
そのタイミングでは使っていないよっていう単語がですね、
ふんだんに描き込まれた記事が上がってきてですね、
「チェックお願いしまーす」って送られてくるんですよ。

当然ね、文章から何からシッチャカメッチャカで、仕方がないから僕が改めて記事を、
ゼロから書き直すことになる。
…自分が喋った内容が(笑)、え〜…グチャグチャに壊されてしまったから、
また僕はゼロから書き直してるんですよ。

823 :Voicy(4/4):2020/09/08(火) 19:29:38.79 ID:YH/WE2qX0.net
>>822続き)

で、「これ何のこと?」って話じゃないですか。

もちろんね、昨日の…えーと、記事、お仕事っていうのは、契約違反ですから、
まぁお蔵入りにさせてもらったんですけども、記事はね、お蔵入りに出来ても、
そこに費やした時間っていうのは返ってこないですよね。
僕の時間だけじゃなくて、その現場に立ち会ってくださったカメラマンさんとか、
その他のスタッフさん全員の時間が無駄になっちゃう。

で僕は、そういった乱暴な仕事をする出版社とは、ま、今後仕事をしないんですけれども、
それってもう誰も幸せにならないじゃないですか。
こういうことになるから、「くれぐれも手を加えないでね」って伝えてるのに、手を加えちゃう。

たぶんですね、あのー…(苦笑)、仕事をしたいんだと思います。あのー、仕事を。
今どきね、文字起こし…って、人間がやらなくても、ソフトができちゃうんで、
「じゃライターの仕事は何なんだ」っていう、え〜…自答した時にですね、
おそらく自分の爪痕を残すためにですね、ちょっとこう、色を付けちゃう。
西野が喋ってもいないことを書き込んでしまう。

で、それはもう本っ当にやめていただきたい。もう知識もなければ、文章力もないんで。
その、文章を生業にされてる方には、すごく…酷な…現実になるんですけども、
「お前の1000倍、俺の方が文章うまいよ」っていうトコですね(笑)。

で、こういうことが、メンドクサイからね、僕、本を出すんです。
で今、角川さんで連載中の「ゴミ人間」っていうやつがあるんですけれども、
これ一言一句僕が紡ぎ出した言葉なので、そこに対する何か、
誰か第三者がメス入れたりもしていないんで、そこに対してのストレスが一切ない。

ただあの〜(苦笑)、昨日の取材の母体が角川さんだったもんですから(笑)、
もうこの連載もやめてやろうかなって思ってるとこです。

で、少しね、湿っぽい話になってしまって申し訳ないですが、
僕と同じように苦しんでる人はたくさんいるんで、
この内容が、世のライターさんに伝わると嬉しいです。

んで、先に言っとくと、別にこの角川さんの連載、僕がもう怒ってやめちゃっても、んと……。
書くことは決めているから、サロンのほうとかで連載続けようかなって思っております
まぁどうなるかちょっとわかんないですけども、先にお知らせしておきます。

というわけで今日はですね、「キンコン西野が本当に許せないこと」っていうテーマで
お話しさせていただきました。

(終わり)

総レス数 1001
476 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200