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キングコング西野公論 374
- 603 :アメブロ(2/3):2019/11/24(日) 09:28:08 ID:7ZJriqSh0.net
- (>>602続き)
その中で、一人の学生から「来年の夏に、スクールバスをキャンピングカーに改装して、
アメリカを横断しようと思ってるんですけど、どうっすかね?」と相談されて、
当然、西野は「いいじゃん。やろう!」と返します。
西野には、相談されたら「やろう!」と言う習性があります。
ただ、その直後、少しイヤな匂いがしました。
その時は上手く言語化できなかったのですが、今、整理がついたので、ここでお伝えします。
これは、学生さんや、20代の方に向けたメッセージになるかもしれません。
相談をくれた彼はサロンメンバーなので、当然、僕が「今の時代は、あやかった方がいい」と
サロンの中で何度も言っていることは知っています。
知った上で、とくに何にも“あやかっていない「スクールバスでアメリカ横断」という
プロジェクトを企画したわけです。
少しシビアなことを言うと、やるのは全然構わないと思うのですが、
スクールバスの企画をやる際に踏まえておかなくちゃいけないことは、
そこにあるのは「自分の満足度」だけで、「世間へのインパクト」が無いということ。
他人がやっていることを想像すると少し見えてくると思うのですが、
「鹿児島か佐賀の学生がスクールバスか何かをキャンピングカーに改装して、アメリカを横断したらしい」
という噂を耳にしても、「へぇー」で終わるでしょう。
更に踏まえておかなくちゃいけないのは、「短縮できる情報は短縮される」という事実で、
上の情報が第3者にまわってくる頃には、「学生が車でアメリカを横断したらしい」ぐらいになっています。
短縮されてもインパクトが残るチャレンジに時間とお金を投資した方がいいかもしれません。
「大学時代にエッフェル塔で個展をした」などです。
悲しいかな「0→1のチャレンジ系」はすでにやり尽くされていて(見たことがあって)、
「0→1のチャレンジ」の価値は落ちています。
この文章を読んでいる90%近い人が去年の各お笑いコンクールの優勝者の
名前が言えないのと似たような感じです(※個人的には胸が苦しいですが、でも現実です)。
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