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キングコング西野公論 374
- 461 :【サロン過去ログ2018年11月18日】2/2:2019/11/21(木) 01:43:28.68 ID:dhDakfgp0.net
- (>>460続き)
■何の為の本なのか?
さすがに、お気づきだとは思いますが最新刊『新世界』は
自分の考えを嘘偽りなく綴りつつも、裏テーマは
「『西野亮廣エンタメ研究所』のCM」でして、
つまるところ、「読み物として成立している本気のチラシ」ですね。
一発ヒットの印税なんて、翌年の税金の支払いが悪戯に膨れ上がるだけなので、
印税は放棄して、広告費に回して、毎月コンスタントに入ってくる収入
(僕の場合だと絵本や美術館の制作費)をとりにいっています。
「本を出した」「出した本が売れた」の次のステップの、
「出した本が売れたことによって、どうなるの?」
という落としどころをデザインしておくことが大切で、
『オンラインサロン』や『自分の会社(サービス)』を持たない著者は、
「ファンになってもらう」しかありません。
クリエイターとして生きていくのならば、
「本を作って、売る」だけでなく、本を売った先の
“落としどころ作り”と向き合うことから逃げちゃダメで…
たとえば、200万部超えの大ヒットとなった
『キミたちはどう生きるか』を描いた漫画家の羽賀翔一さんは、
あのやり方だと“本のヒットがファンの獲得に繋がっていない
(作品と作者が紐付いていない)”ので、来年あたりから、
クリエイターとしては、かなり厳しい生活になると思います。
本を作るのは大変だし、作った本を売るのはもっと大変です。
そのことに気を奪われて「ファンを作ること」をおろそかにしてしまうと、
必ずどこかで活動がストップしてしまいます。
浮き沈みが必ずある水商売の世界で、
沈んだ時に支えてくれるのは「ファン」なので。
ちなみに『革命のファンファーレ』は、
すべてのクリエイターに向けた「君たちはどう生きるか?」です。
そんなこんなで、今夜はスタンダードブックストア心斎橋店で
夜21時過ぎからサロンメンバー限定の交流会。
参加されるかたは、こちらのクラウドファンディングの
500円のリターンにご支援ください。↓では、のちほど!
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