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キングコング西野公論 370
- 471 :【サロン2018年8月3日】1/3:2019/08/10(土) 10:40:30.70 ID:Acfk/O0T0.net
- 【サロン 2018年8月3日の投稿】20年後もエンタメのトップでいる為には
『老いる僕らの生存戦略』
細田守監督の最新作『未来のミライ』が面白くなかったです。
今年観た映画の中でワーストでした。
ただ、映画を観て「面白くなかった〜」で終わるような面白くないヤツには
なりたくないので、観劇中、ずっと、「何故、面白くないか」について考えていました。
映画に費やした時間を無駄にしたくありません。
「面白い」には必ず理由がありますし、
「面白くない」には必ず原因があります。
■『老いること』を受け止め、備えておく
今回の作品を細田守監督の「挑戦」と捉える人もいるとは思いますが
(もちろん、挑戦の要素も多分にあったと思います)、
たとえ「挑戦」であれ、お客さんの「面白かった」「面白くなかった」という
感情は真実で、力技で強引に「面白かった」の方にネジ伏せることが
できなかった原因は、単純に『老い』だと僕は思いました。
『老い』には2種類あります。
@運動(創作)能力の低下
A自浄機能の低下
■@「能力の低下」について。
『未来のミライ』の映像はとても綺麗で、音楽も素敵でした
(山下達郎さんの楽曲はパンチが弱かったけど。あと声優が壊滅的だった)。
問題は『ストーリー(脚本)』です。
波の作り方も中途半端だし、ペース配分
(「そこに、そんなに時間を使っちゃうの?」といったようなこと)
に書き手の私情が挟まりまくっている感じを受けました。
今回の脚本は細田監督ご自身。
ぶっちゃけると細田監督の脚本能力は、もともと平均点以下で、
『時をかける少女』や『サマーウォーズ』といった名作は、
別の脚本家さんが書かれています。
「今回は脚本能力が落ちた」というわけではなく、
「もともと、脚本能力は低かった」といったところ。
逆に言うと、細田監督は「他人が書いた物語をエンタメ映画にする天才」だと思います。
今回は、『他人が書いた物語』ではないので、「大ゴケ」は、
能力の低下ではなく、実力相応の結果だと僕は考えます。
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