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キングコング西野公論 369
- 453 :通行人さん@無名タレント:2019/07/14(日) 09:07:29.23 ID:YvJAjXWO0.net
- (>>452の記事より抜粋)
──闇営業の背景には、芸人たちの報酬が安いことがあるのではと指摘されています。
大ア:ギャラが安いことと、犯罪を起こすことはなんの関係もない。
お金持ちは、犯罪を犯さないのかというとそんなことはない。
吉本としては基本、ギャラはちゃんと払っているつもりです。
「最初のギャラが250円だった」と芸人がテレビで発言してますよね。
イベントをすれば場所代、賃料のほか大道具さん、衣装さんの経費も必要。
黒字が出るときも、赤字のときもある。赤字だったとしても、
プロとして吉本の舞台に立ったのだから、ギャラは払ってあげないといけない。
大ア:10組の漫才師が出て、上の3組の名前で800人がいっぱいになったとする。
若い子の名前でイベントに来た客はいなくても、
プロとして舞台に立ったんだから、
1円でも払ってあげようという意味での250円。
250円もらえてよかったなと、ぼくは思う。
その状況がきちんと理解できていなかったり、
テレビで話を振られた時に笑いを取ろうとして、
「250円」と言ってしまったのかもしれません。
大ア:交通費が500円かかって、250円では赤字だったとしても、
800人の前で自分たちの漫才を3分できれば、
たとえ1回も笑いが取れなくても今後の芸の役には立つでしょう。
芸は、人生をかけて何十年も積み重ねて完成するもの。
修行時代に、先輩のおかげで舞台に立つ経験をしてもらう。
ギャラの額の問題ではないと思ってます。
大ア:歌手でもカメラマンでもライターでも、
売れないころ若いころは食べられません。
だから芸人は居酒屋でバイトをし、いつの日か芸を磨いてスターになって、
世の中の人を感動させたい、喜んでもらいたいと下積みをする。
大ア:吉本の芸人としてデビューしたんだから、だれも笑ってくれなくても、
月に30万円払ってやるからがんばれよ、というやり方は、
本当の芸人を育てるやり方とは思えない。
吉本のいまのやり方を、変えるつもりはありません。
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