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キングコング西野公論 365

338 :ハーバービジネス・オンライン(1/3):2019/04/27(土) 19:58:19.66 ID:WNJI7CYR0.net
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190427-00191318-hbolz-soci

話題のキンコン西野氏による近大卒業式「時計」スピーチが孕む危うさ。問われる近大の良識
4/27(土) 8:32配信

◆話題になったキンコン西野の近大でのスピーチ

 近畿大学の今年の卒業式に招かれた、漫才コンビ「キングコング」の西野亮廣氏によるスピーチが話題になっている。
 近畿大学がYouTube上の公式チャンネルに「キンコン西野 伝説のスピーチ 」として投稿。
 約15分のうち、特に「時計」について語る約1分間の映像が切り抜かれてTwitterでも拡散されている。
 「感動した」という声も多いが、一方で批判も多い。このスピーチの何がダメなのか。

 まずは、問題の「時計」にかんする西野氏のスピーチの書き起こし。

”時計ってすごく面白くて、長針と短針があって、あいつらは1時間に1回すれ違うんですよ。(中略)
 伝えたいメッセージは何かと言うと、鐘が鳴る前は報われない時間があるということ。(以下略)”

◆「感動した」という声の一方で……

 Twitter上では「感動した」という声がある一方、批判的な声はおおむね、以下のような趣旨のものが目立つ。

「時計と人生は違う」
「このスピーチに感動するような人はマルチ商法に騙されるのではないか」

 筆者の意見も、これらの批判と同じだ。
 長針と短針が重なることがなぜ「報われる」ことに当たるのかが、全くわからない。
 放っておいても一定の間隔で2つの針が重なる時計を、定期的に「報われる」とは限らない人生に例える意味もわからない。
 現実とたとえ話の内容が全く対応していない内容だ。

 時計の針は、しょせんは歯車によって同じ場所をぐるぐる回らされる存在に過ぎない。
 時計を人生にたとえるなら、「歯車以下の存在であるお前らは、長針と短針が重なっただけの何の意味もない
機会的な出来事を見て報われた気分になるくらいしかできなんだよ」という身も蓋もない話だってできる。
 どうとでも言えるということは、つまり何も言っていないということだ。

 スピーチの映像を見て分かる通り、芸人ならではの流暢で明確なしゃべり口調で、雰囲気的な説得力はある。
 しかし実際に語られている内容は意味不明。「いい話」風に語ることで、雰囲気を成立させているだけのことだ。
 物事を、現実に対応しないたとえ話によって抽象化して、「必ず報われる」という根拠のない話に説得力を与える。
 これがまさに「マルチ商法」の動機づけや成功哲学と同じなのだ。

◆マルチ商法と自己啓発セミナー

 マルチ商法とは、商品を購入する会員自身が販売も行い、他人を勧誘して自分の下につく販売員とすることで、
上の者が下の者による売上からマージンを得るビジネスだ。
 より多くの販売員を勧誘し、下部販売員たちが売上を出せば出すほど上の者が儲かる。

 しかし下っ端が上を目指して頑張ってくれないことには、上の者も儲からない。
 そのためか、マルチ商法の世界では様々な「自己啓発」文化が生まれた。
 いま風に言うなら「やりがい詐欺」化である。

 その中で70年代、「自己啓発セミナー」が誕生し、80年代に社会的なブームとなった。
 マルチ商法のセールスマン研修を、「自己実現を果たすための心理学テクニック」として、
マルチ商法とは関係がない一般の人向けに提供するビジネスだ。
 アメリカで生まれ、70年代に日本に上陸してきた。

(中略・マルチ商法の歴史)

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