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キングコング西野公論 364

12 :Marketing Native インタビュー(3):2019/04/01(月) 14:30:01.97 ID:CuuDe2cS0.net
>>11続き)

■面白いことをやりたいから自分でお金を作る

――オンラインサロンを運営していて良かったと思うことは何ですか?

 良かった点だらけなんですよね。まずは自分の好きなことが言える。ストレスがたまらない。精神衛生上いいですよね。
 最近はあんまりなくなりましたけど、Twitterとかで言ったら、「何言ってんの?」とか、「炎上商法ですか」みたいなことに大体なっちゃうんで。
そういう面倒臭さがあんまりなかったので、精神衛生上いいっていうのが一つと、やっぱり、
サロンの売り上げで次のエンタメに全額投資しているので、まず企画書を通すっていうことがなくなりました。

――以前は企画書を通す必要があったんですか?

 例えばタレントにしても、番組にしても、企画が通らないと番組がスタートしないわけじゃないですか。
企画書を通すことがなくなったので、自分がやりたいものをやれるっていう。
 大前提として、企画書って通った時点で終わりで、通るような企画書って基本的に面白くない。
おじさん、しかも大分偉い人がOKを出すものは、あんまり面白くないんですよ。10年か20年か、
30年前の「面白い」で判子が押されてしまうので、企画としては面白くない。
 優秀な経営者の方は、別に年齢関係なく「ちょっとよくわからないけど、行け」って言ってくださる方もいらっしゃいますけど、
基本的には企画書が通った時点でもう終わりだなと思っていて。通らないような企画書をやりたいわけじゃないですか。
 例えばそうですね、自分の場合だったら、絵本を1冊作るのに1000万円から1500万円くらいかかるんです。
「もと取れんの?」って話になってくるので、本来は本にそんなにかけないですよ。とりあえず出版社に持っていって、
「この本作るのに1500万円必要なので、1500万円出してください」と言っても、通らないので。
 だけど、そういうものを作りたいから、通すために1500万円を使える自分たちになってなきゃいけないなって思っていて。
エッジの利いたものが作れるので、自分たちがスポンサーになっているっていうのは、そこがいいですよね。
 やっぱり日本が求めているものと、世界が求めているものは違います。例えば、日本がイケメン大集合みたいな物語を求めていても、
企画書は通るけれど、「イケメン大集合を作りました。これを海外に売り込みましょう」って言っても全く売れないので。
海外に売れないものを作っている場合じゃないなってなったときに、ちゃんとそこにつながるようなアクションをしようっていうのはありますね。

――今行われている活動の基本は、海外もターゲットにしたものなんですね。

 海外とか、でたらめなことですね。「エンタメで世界を取る」とか言っちゃってるので、基本的には海外っていうのが一つ軸にあるんですけれど、
一方で、美術館を作っちゃうみたいなでたらめなこともやりますね。
 基本的に芸人って本来は美術館を作らなくていいはずなので…でも作っちゃう、みたいな。
本来は「美術館作りたいんで、お金貸してください」って言っても、誰もお金は貸してくれないので。
だったら、美術館作れるお金を自分たちで作ろうっていうことですね。

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