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平田裕香【5】猫大好きで鰹節も大好きにゃのだ!編

69 :通行人さん@無名タレント:2018/11/23(金) 23:59:21.79 ID:W4gb/tpB0.net
上記、『衛生展覧会の欲望』P155 より、以下《》内、引用。

《「体内巡り」というものは、たとえば鎌倉の大仏の内部のように宇宙を象徴化して描いた
マンダラを内蔵していて、それを巡り見ることができるという宗教的見世物に端を発して
いるようだ。胎児の成長過程を描いた図「胎内十月」が、もとは仏教の教えを説く材料で
あったように、胎内を巡ることも、仏教のマンダラを絵解きすることに始まった。そして
「胎内十月」の絵解きが卑猥な語り口を伴い、やがては宗教的要素を限りなくうすくして
いったように、胎内巡りももっぱら見世物となっていったのである。
宗教的起源について言うなら、修験道のことにも触れておくべきだろう。修験者が修行する
山は、宇宙を映したマンダラのような場所である。そこでの試練を次々と乗り越え、
やがて胎児に還るかのように洞窟に籠もるなどの儀礼を経て、再生を果たす。
修業の場である山は、そのような死と再生の儀礼的体験をするための母胎であった。》

平田さん出演の『体内活劇 はたらく細胞』も、閉じられた劇場空間がまさに胎内の雰囲気。
その“胎内活劇”を観劇後に外に出れば、健康に関する啓蒙を受けて、肉体の汚れを祓う
契機を得た新たな自分として再生したことになるのです。皆さんも観劇に行きましょう!

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