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キングコング西野公論 341
- 841 :通行人さん@無名タレント:2018/05/31(木) 21:03:32.68 ID:dphCbf7O0.net
- (>>840続き)
でも、25歳なんです。絵本作家のスタートとしてはちょっと遅いんです。
僕、絵とかぜんぜん描いたことなくて、25から急に描くことになっちゃった。
でもそこから世界一の絵本作家になりたいと思ったときにどうするかというと、
やっぱり先ほど申し上げました通り、基本的には競争しないということです。
基本的には、やっぱりプロの絵本作家さんには負けてるところだらけなんですが、1つだけ勝ってる
ところがあって、それは時間です。1つの作品を作るのにかけることができる時間のことです。
プロの絵本作家さんは、2ヶ月とか3ヶ月とか、短いスパンで作品をぽんぽんぽんって
出していかないと食っていけないんです。これを生業にしてるから。
僕は絵本の収入っていうのは、別に収入の柱にはなかったので、極端な話、1つの作品を作るのに
10年かけることだってできる。これが正業と副業の大きな違い。
すぐに文房具屋さんに行って、そのとき一番細かった0.03ミリのボールペンを買って、物語も、
普通の絵本だったら18ページとか19ページで終わるところを、自分は80ページぐらいにした。
つまり、どうがんばって急いで作っても時間がかかるように、作り方をデザインしたということです。
その作品は、プロの絵本作家さんには作れないわけです。才能とかセンスとかじゃなくて、
物理的にプロの絵本作家さんって、1冊作るのに5年を捧げることはできないので。
この時点でもう勝負はあったんです。
つまり、2、3ヶ月で作る作品がこっちにばーっとあって、5年くらいかかっちゃう作品には僕しかいない。
この時点で負けることがなくなったんで、あとはこっちを世間のスタンダードにするだけです。
芸能界のときに思ったのとまったく一緒で、絶対に競争しない。
1対大勢という構図を作ることが大切だと思っています。
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