2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

キングコング西野公論 329

397 :通行人さん@無名タレント:2017/11/05(日) 20:33:28.69 ID:j6scVEPF0.net
>>396続き

◆「情報」と「物質」の方は全く別物。2つをごっちゃにして考えてはならない。

つぎは、西野さんが実際にやった、絵本の無料公開に関する批判に対して言及。
「絵本の中の情報と、絵本という物質の価値は別物。」
これはどういうことでしょうか?

例えば、グルメの情報って味まで完璧に知ってても、
「行ってみたい!」とか「また行きたい!」なるじゃないですか。
なぜなら、グルメは「情報」ではなくて、「食べる」という体験、
食べるその「物質」にお金を払っているから。

実は絵本もそう。親御さんたちは、子供に読み聞かせたい絵本を買う。
だから、事前に立ち読みをして選ぶ。西野さんはその原理を利用。
本屋に行くことなく、ネットで事前に立ち読みをさせてあげる。
無料公開をすることで、「あ、この絵本は子供に良さそう!」と思ったら、
物質としての絵本を買う。そうすることで読み聞かせをできる。
ネットでスマホやタブレットをスクロールしながら絵本を読みきかせを
することはないから、絵本という物質にお金を払う。
なので、絵本の無料公開をすると、物質である絵本も結局売れる。
無料公開はクリエイターにとって得しかないのです。

無料公開をする際に、アホはもちろん、名の通ったクリエイターさんも
無料公開に批判してきた。
「これはやばい!」ってなって、革命のファンファーレを出版した。
情報が1冊にまとめられたものを求めて、本という物質を買う。
情報の価値が高めの、ビジネス本は公開場所を散らす。

◆いいものを作るだけの時代は終わり。
 これからは、いいものを作って、届け方まで考えるべき。

これまでは、テレビや新聞など力のあるメディアがいいものを独占していました。
なので、いいものを作ったら、CDでもミリオンセラーなどでした。
しかし、個人がメディアをもって、YouTubeに動画を上げたり、
ブログ記事を上げる時代にいいものだけを作っていても意味がない。
届け方までデザインして上げないと、いいものであっても、
他にもいいものがたくさんあるから、うれない。
情報過多・物質過多でものが売れにくい時代には、
売り方までデザインしないと意味がないということですね。

総レス数 923
515 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200