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キングコング西野公論 327

15 :LINEブログ:2017/09/15(金) 15:43:02.61 ID:vvDjB+aW0.net
>>14続き)
ちなみに、『革命のファンファーレ』では、そこそこ大きめの駅看板(駅の広告枠)を
個人で買おうと思っているのですが、場所は、「新宿紀伊國屋書店さんから一番近い看板」
と決めています。駅看板はなかなか空いていなくて、発売の時期から多少ズレようとも、
それでも、新宿紀伊國屋書店さんの近くの看板を買います。
数年前、僕が処女作を出した時に、新宿紀伊國屋書店の店員さんが、
一生懸命手作りのポップを作ってくださったからです。
お客さんが新宿紀伊國屋書店さんに流れればいいと思っています。

インターネットが親子関係を溶かし、すべてをフラットにしました。
これまで、親には「干す」という権利がありましたが、これからは、
その権利を行使すればするほど、単純に付き合う相手が減り、自分の首が絞まります。

その上で、ここからが本題です。
先日、絵本作家の『のぶみ』さんが、SNSで、AmazonのURLを添付して、
「Amazonでお買い求めください」と呟いたところ、一部の本屋さん達から、
「もう、のぶみの絵本は置かない!」というコメントが届き、炎上しました。

本屋さんの気持ちもすごく良く分かります。
「せっかく頑張って、あなたの本を並べているのに、なんで、
お客さんをAmazonに流すんだ!本屋に流せよ!」といったところでしょう。
一方、僕も一応作家をやっているので、のぶみサンの気持ちもすごく良く分かります。

新刊を出すと、「本屋さんを3軒回ったのですが、西野サンの本が置いてませ〜ん(涙)」
といったコメントが毎日本当にたくさん届きます。せっかく買いたい人がいるのに、
本が届かない作家のジレンマは相当なもので、確実に本を届けることができるAmazonに
誘導するのは、道理に反した行為だとは僕は思いません。だって、届けたいんだもん。

本屋さんだって同じことをするじゃないですか。
のぶみサン以外の作家さんをSNSや店頭でオススメすることもあるでしょう。

双方の言い分は分かります。
しかし個人的には、本屋さんが「干しますよ」という旨のコメントを公の場で
発表してしまうのは、あまり得策ではないと感じました。
もう本屋さんは『親』ではないからです。

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