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キングコング西野公論 326
- 677 :LINEブログ(1/2):2017/09/11(月) 21:07:40.00 ID:2hENb7M80.net
- https://lineblog.me/nishino/archives/9298155.html
ブラック企業の作り方
2017/9/11 19:01
以前から、「過労自殺」という悲しい道を選んでしまう人や、「ブラック企業(労働)」に苦しめられている人達に対して、正直、
「辞めればいいのに」という気持ちがあった。
僕の知り合いにも、そういう人がいたので。
ただ、当然そこには「辞められない理由」があるわけだ。
いや、厳密には「『辞められない』と思い込んでしまう理由」および、精神的に追い込まれたことによる「判断力の低下」が
あるわけだ。
それらを引き起こす原因は一体何だろう?
まず、考えられるのは『収入面』。
「ようやく受かった会社を捨てたはいいものの、じゃあ、どうやって食っていくの?」という部分。これは大きいと思う。
家族を養っていると余計に。
結果、過度のストレスを感じながらも、"生きていく為に働く"という、食いっぱぐれるよりも『まだマシ』な道を選ぶ。
次に考えられるのは、『残される仲間』のこと。
ちょっとエグイ話をします。
『奴隷の繋ぎかた』について。
喩えで「奴隷」という言葉を使うだけなので、この部分だけ切り取って、「会社で働く人間が奴隷とでも言いたいのか!」という
生産性の欠片もないアホなツッコミはやめてね。
さて。
「報酬を与える」以外の方法で、奴隷を効率良く繋いでおく方法は、太くて頑丈な鎖ではない。
むしろ、太くて頑丈な鎖は「一緒に鎖を千切ろう」という結束を生み、そして千切られる。
奴隷を効率良く繋いでおくには、奴隷全員を顔見知りにさせた後、奴隷全員で力を合わせて、ようやく持ち上げることができる
巨大な石を頭の上で持たせることだ。
誰か一人が「一抜けた」をすると、残された顔見知り全員が巨大な石の下敷きになる。
つまり、「別に誰が抜けてもいいけど、抜けたヤツは殺人犯になりますよ」だ。
会社的な言い方をすると、「お前が辞めたら、皆に迷惑がかかるよ」だ。
この時、太くて頑丈な鎖なんてなくても、奴隷はその場に残る。
人を殺すぐらいなら重い石を持ち続ける方が『まだマシ』だからだ。
基本的には、皆、『まだマシ』な方を選ぶ。
そして、「ブラック企業」と呼ばれる会社は、この『まだマシ』という選択肢が見事にデザインされていて、人を徹底的に追い込み、
精神的な鎖でもって逃げ出せなくする。
そこまでは分かる。
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