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キングコング西野公論 326
- 646 :LINEブログ(1/2):2017/09/11(月) 12:21:54.76 ID:ef3Ri6tT0.net
- https://www.facebook.com/AkihiroNishino.official/posts/737556709782027
スケジュールの組み方って、本当に大事だよね。
https://lineblog.me/nishino/archives/9298092.html
自分で仕事を作るようになって、見えてきたもの
2017/9/11 11:29
「RADIOFISH」のアプローチなんて、芸人(姿勢)として最高に面白いと思うし、誰よりもボケてると思うんだけれど、芸人を
《姿勢》ではなく《職業名・肩書き》として捉えている人の中には、「芸人だったら、ちゃんと漫才をやれや!」と言う人もいる
だろう。
「面白い」はスポーツのように数値化できないので、どこまでいっても、好みの問題だ。
唯一数値化できるのは、「面白い」と思う人の数だと思うが、これも《広さ》がいいのか、《深さ》がいいのか、これまた語ると
長くなる。
なので、「面白いか、面白くないか」は一旦横に置いておいて、それ以外の部分で僕らが持っておかなきゃいけないのは、
たとえば僕の場合だと「他の芸人さんとは、ココが違いますよ」と言いきれる部分だと思う。
僕(キングコング西野)の場合は何か?
一つ明確に言えるのは、「自分の仕事は、自分で作る」がある。
これは、遡ること12年前。
テレビの『ひな壇』の仕組みにも限界を感じて、なにより、『ひな壇』での自分の才能の無さに限界を感じて、『ひな壇』に
出ないことを決めた。
いい機会だと思ったので、『ひな壇』以外にも、「やらない(やれる才能がない)仕事」をいくつか決めた。
たとえば『グルメ番組』『情報番組』など。
当時、25歳のバリバリ若手で、くわえてTVをつければ、『ひな壇』か『グルメ番組』『情報番組』だったので、そこらを切り落と
してしまうと、「じゃあ、お前、何の仕事をするの?」的状況。
板前さんが「僕は料理をしません」と宣言したようなもの。
超ヤベー事態なんだけど、そのまま続けても、10年先の自分が大した人間になっていないことが見えていたので、テレビ
から軸足を抜いたことには1ミリの後悔もなく、「仕事を作らなきゃいけないなぁ」とボンヤリ。
仕事を取りにいくのはすこぶる得意だったけど(たぶん、若手芸人で一番得意だったと思う)、仕事を作りにいった経験が
ないので、そこからは試行錯誤の連続。
「なるほど、こうすればお客さんが増えるのか」
「なるほど、こうすれば広告が刺さるのか」
「なるほど、こうすれば制作費を集められるのか」
「なるほど、この部分は省けるな」
「なるほど、なるほど、なるほど」
…その前後には、山ほどの失敗と、失敗の数だけの手応えがあって、そして今、「仕事は自分で作るもの」という考えが
根付いたので、たとえば、スケジュール表が向こう10年間白紙でも何とも思わない。
自分で仕事を作って、自分で仕事のスケールを拡大していくので(最近はチームで動いているけど)、どのようにスケジュール
を組んで、どのように時間をデザインすれば、仕事が拡大するかが見えてくる。
おそらく、そこが大事で、頭打ちした25歳までは、それが見えてなかったんだよね。
とにかくスケジュール表を埋めることを正義として、埋まってしまったスケジュールによって失っていた事柄まで、見えて
いなかった。
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