平田裕香【2】声はすれども姿は見えず編

通行人さん＠無名タレント

平田さんこんばんは。実はここ数日、体調を崩しておりました。その最初、
一昨々日の２１日、人と会った後、公園のベンチでジョギングやダンス、
演劇の練習などをする人を眺めつつボーッとしてたら、体のだるさから、
ついウトウトと…。目を覚ますと、目の前でジョギングしていたのは、
なんとあの、フローレンス・ジョイナーでした。お馴染みのド派手な
コスチュームで最初は流していたジョイナーですが、やがてどんどん
スピードを上げていき、筋肉で平板だった胸まで揺れ始めて…、と突然、
パッとコスチュームが脱げ、ジョイナーが小さな水着になって、ますます
速く、オリンピックの決勝さながらの本気度で走ってます。奇抜な衣装で
知られた彼女ですが、遂に小さな水着で走るのか、と思ったものの、
よく見るとそれはジョイナーではなく、いつの間にか平田さんになって
いました。そして更にスピードを上げタレパイも激しく揺れ、小さな
水着もそれに堪えきれずに脱げて、タレパイで羽ばたき始めた平田さんの
ジョイナーは、そのままスピードを上げて空に飛び立っていきました。
勿論、サインをもらう暇などありません。がっかりしてまた他の人に目を
やると、ダンスの練習をしていた人がパントマイムを始めていました。
よく見ると、それはなんとあの、マルセル・マルソーで、パントマイムで
お馴染みの壁をやっていたのですが、さすがに更に高度な技で、ヤモリの
ように壁を登ろうとして上手くいかない男を演じています。それも演技
なのでしょうが、どうしたものか首をひねった彼は、やがて何かを
思いついたように手を打って、上半身裸になってタレパイを…。え？
男なのにタレパイ、と思ったのですが、それも先程のジョイナーと同じく
平田さんになっていました。そして手足に加えて、タレパイも使って
登り始め、ヤモリのように、どんどん“壁”を上がっていき、空に消えて
いったのです。もう訳がわからなくなっていると、「ほう、あなたは
かなり重症のヒラタレパイ病ですね」と、声をかけてくる老紳士。
よく見るとそれは、あのジークムント・フロイトでした。童心に返す
退行催眠によって夢分析をし、治療してくれるというので、お願いすると、
彼は催眠術をかけます。そのまま眠りについた私は、夢の中で、とある
プールサイドにいました。そしてグラドル時代の川島なお美さんが小さな
水着で近づいてきて「ヒラタレパイ病全快おめでとう」と言うのです、
確かに目の前の川島さんは、あの小ぶりなオッパイのまま、タレパイの
平田さんに変身する気配などありません。そして「じゃんじゃん呑んで」
と、自身の腕にナイフを当てて血を出してグラスに注いだのですが、
なんとそれはワインでした。美味しいワインだったのですっかり呑みすぎ、
酔いつぶれて、先程こちらの世界の自分の寝室で目を覚ましたのです。
ネットで見ると、一昨々日がジョイナーの命日で、一昨日がマルソーの
命日、昨日がフロイトの命日で、今日が川島さんの命日でした(-人-)Д|~~