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キングコング西野公論 322

21 :LINEブログ(3/3):2017/06/14(水) 12:48:05.48 ID:l/UbVpMA0.net
>>20続き)

2013年。
僕がクラウドファンディングを使ってニューヨークに行った数か月後、吉本がクラウドファンディングの利用をヤンワリと禁止した。
理由はものすごく分かる。
お客さんからのダイレクト課金による活動は、いわゆる『直営業』と形態は変わらないから、
そんなものがまかり通ってしまうと、事務所の出番が減ってしまう。
あと、当時はクラウドファンディングに対する世間の理解もまるでなかった。
クラウドファンディングをやっただけで「炎上商法だー!」と騒がれたものだ。
毎度毎度、何言ってんだか。

ただ、その時は、ずいぶん食い下がった。
「他の吉本タレントさんは知らないが、少なくとも僕のクラウドファンディングを禁止すると、
吉本の売り上げが下がるから、やめろ」と言った。
『えんとつ町のプペル』はクラウドファンディングで作り、『えんとつ町のプペル』の印税や、グッズ収入は、今後も吉本に入り続ける。
「この売り上げを切るか? それともクラウドファンディングで僕に『えんとつ町のプペル』を自由に作らせて、
その後の売り上げをとるか?」といった提案をした。
「僕を自由にさせた方が、会社にとってメリットがありますよ」というプレゼンをして、納得をいただき、
今、吉本にはかなり自由にやらせてもらっている。

当然、これまでの常識であった、事務所からの給料であったり、好感度を売って広告費を手にいれているタレントさんとは
違う動きをするわけだから、最初は風当たりもキツイ。
同業者からも「勝手なことをしやがって」と言われるし、それがテレビやラジオで発信された場合は、
そのタレントのファンが続き、まもなく世間の声が続き、「イタイ。空気を読め!」の大合唱が始まるが、
それらは自由を掴みとるための代償だ。

『芸能界の奴隷契約』というニュースを見るたびに、タレントと事務所、双方の言い分も理解できるが、
その上で「とはいえ、やれることがあるんじゃねーかしら?」と思う。 (※以上)

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