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キングコング西野公論 296

653 :通行人さん@無名タレント:2016/05/06(金) 15:02:20.66 ID:4PWKU4h90.net
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https://www.facebook.com/akihiro.nishino.16/posts/781189248682208?pnref=story

「日本は笑いのレベルが高い」という台詞を日本人以外の口から、あまり聞いたことがないし、
先日の『情熱大陸』でイタリア人騎手のミルコ・デムーロが、日本に来た家族に納豆を勧めたところ、5歳の娘が「納豆を食べるぐらいなら、納豆が入っている箱を食べるわ」とサラリと返していて負け鼻血が出た。
(※負け鼻血=負けを悟った時に吹き出る鼻血のこと)
映画『お熱いのがお好き』が公開されたのが1959年で、半世紀以上前にビリー・ワイルダーが勘違いスレ違いコメディーを完成させていて、ジャック・レモンは、すでに面白かった。
いや、もっと言えば、1942年にはエルンスト・ルビッチ『To Be or Not to Be』という傑作コメディーを発表していて、そういうのを見ちゃうと、「日本は笑いのレベルが高い」なんて恐れ多い。
あきらかに大衆向けにシフトしたコメディーだけが日本の僕らの日常に入ってきていて、それで判断しちゃってんだもん。
日本のトップアイドルグループがフランス公演をして、フランス人に「日本のトップの歌とダンスのレベルはこれぐらいか…」と判断されてしまうようなもの。
一方で、日本の『大喜利』という文化はメチャクチャ面白いと思う。
予算の少なさと、日本語の多さを、すべてプラスに変えて、あれだけ大きな笑い声を生むんだもん。
当時の先輩方が、目の前に用意されていたお笑いから一旦離れて、「何か他にも面白いものがあるのでは?」と模索して模索して、ようやく堀当てた宝だと思う。
25歳の頃。
「この道を走ってても、突き抜けないな」と思って、バキバキにハンドルを切った。
そりゃあ、もう当時は本当に大変。
同業者からは「イタイ」「空気読め」の大合唱。
もちろん、その方々にはファンが付いているので、ファンの方々からもフルボッコにされる。

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