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キングコング西野公論 296

306 :Facebook:2016/05/02(月) 12:39:36.13 ID:f7B9gZbT0.net
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=779368618864271&id=100003734203517

たとえば、サグラダ・ファミリアの工期は約144年で、たしかに時間はかかっているけれど、
「効率が悪い」というのとは違う。作り上げるのに、ただ時間がかかるだけ。
僕は、こういった(サグラダ・ファミリアのような)時間がかかる仕事は好きなんだけど、効率の悪いことは嫌い。
スタートさせるまでに、やたら議論を重ねて、ピーチクパーチク言う人がいるけれど、どこが良くて、どこが悪くて、
どこを直せばもっと良くなるか?なんて、当然だけど始めてみなくちゃ分からない。
始めてみなくちゃ分からないことがほとんどなのに、
「〇〇だと思う」「△△になってしまうんじゃないかなぁ」と憶測で語っている時間が、とにかく効率が悪いから嫌い。
「〇〇をやったら、どうなるのかな?」と思ったら、まずやってみる。
外野の声は無視。む〜し!

今年は8月12日〜19日まで、東京で独演会(僕一人のライブ)があるんだけれど、13日の夜公演は、音響(生演奏?)と照明を作り込んで、
巨大スクリーンを使って絵本の読み聞かせをする予定だ。
無声映画の活動弁士さながら、巨大スクリーンの脇で、僕が台詞を言ったり、ト書きを読んだりする。
そこに音楽や照明が絡んでくるイメージ。
上演するのは全て僕の作品で、『Zip&Candy』と『オルゴールワールド』と、そして今年の秋に完成予定の『えんとつ町のプペル』の3本。
昨日、試しに『Zip&Candy』を声に出して読んでみると25分かかった。
3作とも、だいたい同じページ数なので、結果的にちょうど良い時間になると思った。
そんでもって、この1本30分弱という尺が、実はかなり使い回しが効くんじゃないかと思った。
 
秋に4年ぶりの新作となる『えんとつ町のプペル』という絵本が出る。
本屋さんでサイン会をしたり、ナンダカンダでプロモーション稼働はするとは思うんだけれど、
そういえば1冊30分弱という(絵本にしては、まあまあ長い)尺と、
そして独演会で叩き上げた10秒〜最大6時間半まで一人喋りが可能なデタラメ体力は僕だけにしかないアドバンテージで、
「これを使わない手はなくね?」と思い、昨日、「映画館を貸しきって、『シアター読み聞かせツアー』をしたら面白いんじゃね?」と思ってしまった。
思ってしまったが最後、やるしかないのである。
「読んでいる声を録音にして、上映すれば、わざわざ現地に行かなくても済むんじゃないの?」
とアドバイスされたんだけれど、いやいや、僕はまったく反対意見で、『絵本を手にとってもらう』ということを最終ゴールに設定するならば、
わざわざ現地まで赴いて、読み聞かせをして、甘噛みとかもして、生の体験を提供した方が結果的に効率が良いと思っている。
ホラ、自転車でやって来る紙芝居のオッサンみたいな。あれ。
あれのスケールが大きい版をやっちゃう。
調べたら、レンタルできる映画館は全国各地にあるので
(たぶん、おもくそ頼んだら六本木のTOHOシネマズとかも貸してくれんじゃないかな?)、これで全国ツアーが組める。
生演奏のBGMを流してくれるピアニストさんとユニットを組もうかな。
いやいや、毎回、現地のピアニストさんとセッションした方がオモロイのかな?
あとはネーミングだよな。
『シアター読み聞かせ』は浸透する匂いがしないので、もっと良い名前があるハズ(募集!)。
ああ、もう今日にでもやりたくなってきた。
思いついちゃったし、絶対にやることはもう決まっているんだけれど、
技術的なことはよく分かんねーから、ちょっといろいろ協力してくださいね。
世界一の紙芝居のオッサンに俺はなる!!

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