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キングコング西野公論 296

206 :Facebook:2016/05/01(日) 06:04:22.78 ID:aDg8us3L0.net
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=778426575625142&id=100003734203517

たとえば、「あの子は可愛すぎる(かわいすぎる)」よりも、「あの子はカワイイすぎる」の方が童貞感が出て、「あの子」がより可愛くなる。
同じように「美味しすぎる」よりも、「美味しいすぎる」の方が。
気持ちを伝える為に言葉があるのだから、正しい文法なんて二の次。
興奮して噛んじゃった時の方が気持ちが伝わることもある。
ここ15年ちかく、毎日5000字ほどの文章を書いては、「この言葉で合ってるかな?…いやいや、この言葉の方がいい!」を繰り返している。
それが全てではないけれど、ブログならPV数で、Facebookなら「いいね」の数で反応が見れるから面白い。
長年の研究の末、楽しい気持ちを伝える最適な言葉は「とっても楽しい」ではなく、「メリークリスマス!」という結果が出ている。
ちなみに、「西野のブログって、どれぐらい見られているの?」と、よく訊かれるのでお答えすると、今月は13記事をアップして、125万PV。
ブログ(LINE BLOG)は先月スタートさせたんだけど、だいたいコツを掴んだ。
もちろん、移動中の暇潰しでしかないので、ここに人生を捧げるつもりは1ミリもない。
 
子供の頃の自分からすると考えられないけれど、今では、文章を書くのは結構好きだ。
喋るぐらいの速度で、いつも一筆書きで書いている。
ただ、日々痛感するのは、文章よりも画像の方が遥かに雄弁で、海外で個展をやった時なんて、英文であろうが何であろうが、
絵を相手にすると、文章(言葉)はあまりにも無力で、「言葉、超つまんねー」というモードに入ってしまう。
今、『えんとつ町のプペル』という絵本を作っているんだけれど、ここからは、文章を極限まで削ぎ落とす作業に入る。
昨夜、担当編集者の袖山さんから、「絵を横に置いた状態で文章と睨めっこしましょう」と提案され、膝を打った。
もちろん、これまでも「絵で語っていることを、文章で語る必要はない」という意識を持ってやっていたけれど、
実際に文章をつめる作業をする時には絵が横にいなかった気もする。
一文字もない絵本を作るのが理想だけれど、今の僕では、まだまだ難しい。
だけど、できるだけ、そこに近づける。
情景描写を絵に任せて、文章は台詞だけに振り切った『漫画』という仕組みの見事さに鼻血が止まらない。
そういう思いきりが必要なんだろうな。
つーか、今の段階(未完成状態)の『えんとつ町のプペル』の絵と文章を、オンラインサロンかブログで全編公開して、
絵が完成していく過程と、文章が削られていく過程を共有してやろうかな。
ネタバレなんて本気でどうだっていいんだよね。
旅行パンフレットの写真を見て、旅行することを決める、あの感じ。
  
あ。6月11日にトークイベントが決まりました。
ダイノジ大谷さんとTBSの角田陽一郎さんと。
熱いすぎる!

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