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キングコング西野公論 294

922 :Facebook:2016/04/07(木) 15:31:39.88 ID:+9rMVlTF0.net
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=768013286666471&id=100003734203517

3年前だったかな。
とある美術大学で講演する機会があって、そこで、クラウドファンディングでニューヨークの個展を開催した話をしたら、
生徒の99%がクラウドファンディングのことを知らなかったんだよね。
そこで生徒に
「制作費だとか、グループ展の出展費用だとか、卒業後、何をするにも活動資金が必要になってくると思うけど、どうやって集めるの?」
と訊いたら、全員が「…アルバイト」と答えた。
ビックリしちゃって、教室の一番後ろにいた先生方に
「なんでクラウドファンディングという選択肢を教えないんですか?
リターンで絵を送ったら、絵を描く訓練にもなるし、自分の作品が広まるし、ファンもできるじゃないですか?
カラオケBOXでバイトするより、作家として前に進んでると思うのですが…」
と訊いたら、
「クラウドファンディングって何ですか?」
と返ってきて、ズッコけた。
 
こうなってくると先生に興味がでてきて、「じゃあ、生徒達は卒業後どういう手順で、作家として飯を食っていくまでになるのですか?」と質問したら、
「ギャラリーのお抱えになって…それまでは、まぁ、バイトで食いつないで…」と先生方。
「今の日本のギャラリーって、ほとんどのところがブースターとしての機能を果たせてなくないっすか?
つまり、ギャラリーにはフォロワーがウン十万、ウン百万人ついていて、そこに見つかり、リツイートしてもらうことに価値があるわけじゃないですか。
今、日本のどのギャラリーがその仕事ができているんですか?
フォロワーも付いていないギャラリーのお抱えになるのを待つぐらいなら、自分の作品をInstagramにアップして、バズらせた方がよくないっすか?
つーか、先生がクラウドファンディングを知らないって、何なんですか?」
とモーレツにまくしたてて、ついには、
「絵で飯を食っていく方法を模索してない先生がいる美大なんて、辞めちゃえばいいんじゃね?」
と生徒に提案して、
講演終了後、学長さんに呼び出され、4日分のウンコが漏れるほどブチギレられて、半日分のウンコが漏れた。
 
「やる・やらない」は、その人の自由だけれど、クラウドファンディングは選択肢の一つとして全ての人が持っておくべきだと思う。
義務教育のカリキュラムに入れた方がいいんじゃないかな?
まあ、それを説得力を持って教える先生がなかなかいないんだけれど。
ほとんどの学校の先生は社会に出ていないから、お金の仕組みや、お金の正体をよく分かっていないんだもん。
 
今、埼玉に町を作っています。
自分達で企画して、
自分達でお金を集めて、
自分達で工事をして、
自分達で遊ぶ『僕らの町』。
吉本興業の方針として、基本的にはクラウドファンディングはしちゃいけないので、
ホームレス小谷を前に出して、「これ、僕ではなく、友人のホームレスがやってるんです」と会社には説明。
皆様にしてみれば、「いや、明らかに西野が裏で操ってんだろ」という感じか。
これまで、このやり方で4〜5回やったかな。
そんなこんなでクラウドファンディングをやっている。
 
(続く)

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