2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

キングコング西野公論 294

90 :通行人さん@無名タレント:2016/03/24(木) 18:27:12.36 ID:f4yL1XFE0.net
>>89続き)

台北から『瑞芳(ルイファン)』までは電車で40分ほど(200円ぐらい)。
そこからバスに乗り換えて、20分ほど(65円)で九?に着く。
瑞芳(ルイファン)のバス亭は、駅を出て左に200メートルほど行った場所にある。
隣にある警察署があるのが目印だ。

バスの出発時刻まで、少し時間があったので、駅前の道を真っ直ぐ3〜4分ほど歩いたとことにある『瑞芳美食街』に突撃してみることにした。

それほど、お腹がすいていたわけではないので、美食街正面から入って、すぐ左側にある『林記福州胡椒餅』という店の看板メニュー、「胡椒餅」を一つだけ買った。

これが大当たり!!
もうメチャクチャ美味しいすぎるのだ!

皮は二層になっていて外はパリパリ、中はもっちり。
その中に、肉汁だくだくの、熱々の肉の餡がギッチリと入っている。
その餡は、ほんのりとした甘さと胡椒のスパイシー加減の絶妙っぷりよ。
2つが合わさることで輝きを増す、理想のコンビネーション。
プロレスで喩えるなら、超強いレスラーと超強いレスラーがタッグを組んで、スッゲー感じになる感じ。
プロレスは詳しくないので、よく分からない。
とにかくホームラン級に美味いってこと!!
台湾に行かれた際は必ず「胡椒餅」を食べるように!

http://line.blogimg.jp/nishino/imgs/e/6/e66e3e65.jpg
▲【場所】台湾新北NO32 Minsheng Street,Ruifang Direct

瑞芳(ルイファン)からバスに揺られること、20分。
ついに、本日の目的地『九フン(キュウフン)』に到着。
バス亭を下りて、少し坂道を登ったところが九?の観光スポットの入り口『基山街』がある。

陽は山の向こうへ沈み、バトンを受け取ったように、九フンの提灯に灯がともる。

狭い路地の両脇に隙間なく並んだ千の提灯が、街を赤く染め、まるで物語の中に迷い込んだような感覚に陥る。
日本人観光客も少なくなかった。
日本人がこの景色に心惹かれ、ノスタルジックな気持ちになってしまうのは、
日本統治時代に建てられた古い建物が残っているのも理由の一つにあるだろう。

なんだろう、泣きそうになる。
一度も来たことがない街なのに、知っているのだ。
日本人のDNAに九フンが埋め込まれているに違いない。
この街を舞台にアニメーションの映画を作ったら面白くなりそうだと僕は独特なことを思った。

あてもなく歩いていると、階段の下から「あれ、ニシノさん!!」という声が聞こえた。
目を疑った。
そこに、彼女がいたのだ。

こんな再会を誰が予想できただろうか?
これは奇跡…いいや違う。
九フンの提灯が、僕と彼女を繋ぐ糸を赤く染めたせいだ。
ぜんぶ、九フンのせいだ。

突然の再開に、ふいを喰らった僕のツクシンボウは西高東低の冬型の気圧配置となり、
僕は慌てて股間を押さえて「メリークリスマス」と呟いたのだった。

SNSで感想を加えてシェアしてね☆西野がマメにエゴサ―チをして、ニヤニヤしております。)

総レス数 956
516 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200