2ちゃんねる ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

キングコング西野公論 294

77 :Facebook:2016/03/24(木) 12:43:11.39 ID:sD+kAwhp0.net
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=758814334253033&id=100003734203517

基本、人と会わなかったから、365日、全食事が蕎麦。
とにかく一人の時は飯に時間を使いたくなくて、昼と夜を合わせて10分も費やさない。
ときどき、
「一流の人間は食にこだわりを持っているものだ」
「『食に興味がない』なんて、人生の楽しみの半分以上を損している」
といった説教をくらうんだけれど、
まぁ、そんなことを言ってくる食にこだわりを持っている奴より面白いモノを作ってるし、
僕には1秒でも早く作業机に戻ってやりたいことがあって、そこから長時間離れることなんて苦痛でしかないんだよね。
まぁ、女の子と二人でイチャイチャしている時は例外だけれども。
「飯を大急ぎで済ませて…」という、この感じは小学校の昼休みからきている。
とにかく早く給食を食べて、運動場に飛び出していかないと、他の学年の、他のクラスの奴らに、ドッジボールのスペース(当時は『陣』と呼んでいた)を奪われてしまうのだ。
毎日、大急ぎで給食を飲み込んで、牛乳を一気飲みして、運動場に走っていった。
皆様から『小2病』と言われてしまう行動のルーツは、そこにある。
最近、分かってきたんだけれど、
仕事ひとつとっても、僕の中では、「何をしたいか?」よりも、「誰としたいか?」の方が優先順位が上なんだよね。
大急ぎで給食を飲み込んで、運動場に飛び出していったけれど、運動場はとっくに高学年の連中に占拠されているということが珍しくなかった。
売れ残っていたのは、スベリ台と、その横にあったブランコ。
こんなもので遊んでも何も面白くないので、「スベリ台とブランコを使って、何か新しいゲームを考えようぜ」と言って、
友達と、アイデアを搾り出している時間は楽しかったし、新しいゲームを思いついた時も、実際にプレイしている時も結局ドッジボールよりも楽しかった。
結果、「4台連なっているブランコを、みんなでブンブンこいで、『鬼』とよばれる奴が、スベリ台の上からタイヤを転がして(運動場の隅に、車のタイヤがよく落ちていたのだ)、
ブランコに乗っている奴に命中させたら、鬼と交代」という遊びを考案して、数か月後に高学年の連中が真似しはじめて、「あいつら、ダッセーな」と言って辞めた。
ブランコの揺れが小さかったら、それだけタイヤに当たる確率が高くなるし、
だからといって、おもくそ漕いで揺れを大きくしたら、タイヤに当たった時のダメージがデカイ。
この駆け引きがメッチャ楽しかったし、『友達』よりも『ドッジボール』を優先していたら、ここに辿り着かなかったんだよね。
結局、友達と一緒だったら、何をしても面白いし、面白くできるんじゃねーの?という感覚が、この頃からある。

(続く)

総レス数 956
516 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver.24052200