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キングコング西野公論 293

858 :Facebook:2016/03/21(月) 10:22:37.69 ID:m9s4rq+/0.net
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=756725647795235&id=100003734203517

今の時代、「空気を読む」という言葉は、「多数派側につく」という意味で使われている。
つまり、大きな船と小さな船が二つあった時に、大きな船に乗り込むことを「空気を読む」としている。
船底に穴が空いていたり、
積み荷がバランス悪く積まれていたり、
救命ボートの数が足りていなかったり、
航路が危うかったり、
それがタイタニック号であったり、
そんなことは一切関係なしに、とにかく大きな船に乗ることを「空気を読む」としている。
つまり、「空気を読む」という行為には1ミリの価値もないんだよね。
大切なのは、
たくさんの人が乗っている船を選ぶことではなくて、船が目的地に着くこと。
その時、時に小さい方の船を選んで、
「こっちの方が目的地に着くし、なんてったって面白いよ」
と声をあげる“空気をよまない人”でありたいなぁと常々思っとります。
「皆の逆を選ぶ」ということではなくて、
「面白い方を選ぶ」という話ね。
「面白い方を選んだら、たまたま皆の逆だったけど、別にいいや」と言っちゃう感じの人。
そういう人でありたい。
フジテレビオンデマンド『ハミダシター』の収録が終わった。
各界のハミダシ者をお招きして、お一方ずつ、1時間半ほど話させていただいた。
台本やディレクターの指示カンペは一切無し。
出演者は以下の7名。()の中は話した内容。
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石川涼さん(ファッション)
大塚雄介さん(ビットコイン)
テイト・クリストファーさん(モノ同士で会話させる)
谷尻誠さん(建築)
前田裕二さん(SHOWROOM)
柳下恭平さん(本)
高岩遼さん(音楽)
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とにかく皆さん、常に面白い方を選択されていて、
そして、その面白いことを届ける為にギリギリまで考え、努力されていた。
空気なんて読まない、その生き方は、間違いなく次世代の選択肢の一つになるし、
僕は明るい未来の話が大好物なもんで、収録中、そして収録合間まで、ずっと楽しかった。
こちらが先に手の内を見せることで、「だったら僕も話します!」と、セッション的に話が膨らんでいくことも少なくなくて、またそれが番組の骨になっていて。
それを引き出す為に、「台本が無い方が面白くなる」と英断してくださったスタッフの皆様には感謝しかない。
ディレクションって本来、こういう合気道だよなぁと思った。
カンペがあったら、「ただアンケートに答える」みたいな、体温の低い番組になってただろうな。
そもそも手に負えない方々をお招きしているのだから、会議で決まった枠の中に収めるなんて、おこがましい。
初回は今週の日曜日放送。
メチャクチャ面白かったので、またやりたいな。
なにより、メチャクチャ面白い人がまだまだいるということを確認できて、
今朝はイイ気分です。
仕事に行ってきます。

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