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キングコング西野公論 291

827 :Facebook:2016/02/21(日) 23:41:59.98 ID:ZegruAMk0.net
https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=743730579094742&id=100003734203517

昨日、アップした絵本のスポンサーの話。
「そもそも、なんで絵本って、一人で作ることになってんだろ?」という疑問からスタートさせた『えんとつ町のプペル』。
たとえば映画は、監督さん、カメラマンさん、役者さん、音楽家さん、照明さん、美術さん、メイクさん…などが、それぞれの得意技を持ち寄って、
一つの作品を作る。それぞれの仕事内容が違うから、分業制だよね。
ただ、絵本だって、文章を書く能力と、キャラクターをデザインする能力と、建物をデザインする能力と、建物を描く能力と、星空を描く能力は、
まったく別で、映画と同じく仕事内容は全然違うのに、これら全ての仕事を作家が一人でおこなっている。
理由はすごく簡単で、絵本は部数が見込めないから、制作費をかけることができないわけだ。
なので、「制作費をかける」という選択肢は消され、同時に「チームで作る」という選択肢も消える…というか、
何十年(何百年?)もそれが続いたから、消している感覚すらなく、そもそも「チームで作りたいなぁ」という発想になっていない。
一人で作った方が面白いモノができるのであれば、一人で作ればいいし、チームで作った方が面白いモノができるのであれば、チームで作った方がいいじゃん。
そんでもって、今はクラウドファンディングがあるわけだ。
というわけで、去年の夏にクラウドファンディングで制作費を募り、資金調達に成功し、今、ブリブリ作っている。
世の中に、面白いモノは一つでも増えた方がいいし、今回でいうと、「こんな絵本の作り方もありますよ」という選択肢はどんどん提示して、
今よりももっともっと“面白いモノが生まれやすい環境”が整えばいいと思う。
2013年1月におこなったニューヨークの個展も開催費用をクラウドファンディングで募ったけれど、あれは吉本興業が出しちゃダメなんだよね。
それだと、「吉本に属しているから、できるんじゃん」になってしまう。
そうじゃなくて、一人一人に頭を下げて、少しずつ支援してもらって、「ああ、こんなやり方があるのね。これだと俺もできるかも!」と思ってもらうことに意味がある。
そういう選択肢を増やしてやろうと思って、次々回作の絵本にスポンサーを付けようかしら?と昨日考えた。
さっそく、幻冬舎の袖山さんに「絵本のスポンサーって、アリですか?」とメールをしたところ、「面白そうですね。やっちゃいます?」と返ってきた。
そんでもって、そのことをFacebookに書いたら、直後から、いろんな人が動いてくださって、今日は朝からザワザワしている。
一番面白い形を探りたいな。
それが誰かの選択肢になればいい。

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