■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
キングコング西野公論 290
- 675 :Facebook:2016/01/31(日) 09:18:32.25 ID:FKpjuHZy0.net
- https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=735153663285767&id=100003734203517
生放送が上手くいったり、ゲストのブッキングが上手くいったり、ライブのチケットが完売したり、美術セットが完成したり、個展の来場者数が1万人を突破したり…
そういった作り手側の苦労からの解放は、これ間違いなく「娯楽」で、ならば、こういった“作る”という娯楽もお客さんに提供してみようと思った。
ここ数年よく耳にする「インタラクティブ」と呼ばれているようなモノの、さらに奥。
先日も書いたけれど、コチラが作るのはLEGOブロックや砂場といった外枠で、ゲームでいえば少し古いけれど、「RPGツクール」や「シムシティ」のようなもの。
「場所は用意したので、あとは、皆さんで作ってください」だ。
たとえば、「今度のライブは絶対に成功させる!」と、お客さんが思えるような外枠作りができれば、一人一人がSNSというメディアを持っている時代だから
「ライブがある」という情報も作り手側の熱を持って拡散するし、ライブが成功した時の感動も共有できる。
ホラ、世界の幸福度ランキングみたいなので、「日本の幸福度は低い!!」みたいなことを勝間和代さんあたりがギャーギャー言ってるけど、そんなの低くて当たり前で、
幸せを感じる瞬間というのは、現在の数値じゃなくて、過去からの伸び率だと思うんだよね。
昨日に比べて今日の“矢印の角度”、これが幸福度で、半径50メートルにコンビニがある国の幸福度なんて低いに決まっている。
で、エンタメに話を戻すけど、お客さんの胸を踊らす為にプラスを求めるのは当然の話で、それだけではなく、マイナスをデザインすることが大切で、
僕は次世代のエンタメの形は「その先の解放をキチンと準備してあげた上で、お客さんに苦労させること」だと思っている。
3月にある北海道の独演会のチケットが完売したそうな。
お客さんが企画して、お客さんが劇場を押さえて、お客さんが吉本興業と交渉して、お客さんがチケットを手売りして、チケットが完売して、
お客さんが「やったぁー!!」と満面の笑みで叫んでいた。
まだライブは始まっていないのに、この調子だ。きっと今ごろ、打ち上げをしている。
これが正解なのかどうかは、まだまだ分からないけれど、一つの「面白い」には違いなくて、こういう娯楽をたくさん作っていきたいな。
今度のデジタルハリウッド大学の講演では、そんな話をすると思います。
一般の方も参加できるそうです。是非。
デジタルハリウッド大学
キングコング西野亮廣(芸人)×田中研之輔(社会学者)
創作の漫談−炎上芸人は、なぜ、描き続けるのか
http://www.dhw.co.jp/pr/release/detail.php?id=823
総レス数 904
516 KB
新着レスの表示
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
read.cgi ver.24052200