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キングコング西野公論 287

927 :Facebook:2015/12/11(金) 13:28:59.99 ID:vTbiV74V0.net
http://m.facebook.com/story.php?story_fbid=714121828722284&id=100003734203517

来年のバレンタインデーの発売予定の、世界一のパティシエの小山進さんの新作絵本の制作が佳境を迎えている。

昨日、小山さん抜きでおこなった出版社の方々との打ち合わせでは、表紙デザインを中心に話が進んだ。
「どんな表紙がいいですかね?」と担当編集者さんに意見を求められたので、「その前に、この本をどこで売るかを明確にした方がいいと思います」とお返事。 

最初は平積みで、その数週間後には、棚に入れられて、その数ヵ月後には取り扱っていない…という本屋さんでの“賞味期限付き”の販売をメインとするか否か。

僕は、すでにご自身のお店を持たれている小山さんのアドバテージは、「半永久的に販売できる」という部分だと思ったので、
“グッズとして買いたくなるような本”にして長期決戦に持ち込んだ方が勝つんじゃないかなぁと思った。
僕が年がら年中、原画展で絵本を販売しているような感じ。
ずっと続けていると、案外、バカにできない数字になってきた。

「『本をグッズとする』というのは、すごくイイですね」と担当編集者さんから言われたので、その上で、表紙デザインの案を出したら、
「さすがに絵本の表紙に主人公がいないのは…」と、すこぶる評判が悪かった。
自分の絵本なら迷わず押し通すけど、今回は装丁を頼まれたわけではなく、あくまで中のイラストを頼まれた身なので、取り下げた。

結局、「バレンタインデーなので、表紙は男女が並んでいるイラストをお願いします」と。
この意見を聞いて、「なるほど。ナンジャカンジャ言って、短期決戦なのだな」と思った。
ちなみに、発売はバレンタインデーを予定しているけれど、物語はバレンタインの話でも何でもない。
年がら年中食べるチョコレートの物語だ。

僕は正直「惜しいな」と思ったけれど、その場にいるスタッフさん全員が「いいね、いいねー!」となっていたので、僕がズレていたのかもしれない。
いずれにせよ、どの方向に決まろうと、全力を尽くす。

もろもろ仕事が終わって帰宅後は、ヤン君と、アニメーション会社を立ち上げようとしている川上タクト君と打ち合わせ。
自宅の部屋を一室まるまる撮影スタジオに改造して、本気でクレイアニメーションを作ろう、という話に。

アヌシー国際映画祭やら何やら、歴代の受賞作品を観ながら、傾向と対策を。
その後、話し合いながら、ストーリーを詰めていく。
実は話し合いながら作って、良い方向に進んだ経験があまりないんだけど、昨夜はかなり面白い方向に話が進んで、夜中に男3人で「おおー!こりゃ、すげー!」と声を上げて、
「ていうか、小山さんの作品の締切ヤベーんじゃねえの?」と我に帰り、慌てて作業部屋に戻った。

今日は、小田原でダイノジさんのイベント。
10分間の漫談を任されたので、面白そうだから、ノープランで臨む。

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