キングコング西野公論　278

911 ：Facebook(1/2)：2015/07/31(金) 11:11:21.72 ID:Bsbco4AN0.net

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=663860323748435&id=100003734203517

こんなドラマが待っていた。

これはDVDにも収録されていないので、その場にいた人しか知らないけど、今年の『西野亮廣独演会in日比谷公会堂』の開催は、
去年の『西野亮廣独演会in日比谷公会堂』のカーテンコールで、スタッフから突然発表された。

最初に聞いた時、「無茶だ」と思った。
2回目、しかも同じ会場、同じキャパシティーとなると、何の話題性もないし、お客さんの「どうなるの？　いけるの？」という興味もない。

2000人を集めたら、2000人を集められる奴だと思われるが、どっこい、初回は、お客さんからの“御祝儀”が多分にあって、その集客力には色が付いている。

2年連続、しかも同じ会場での公演は、かなり苦戦すると瞬時に思った。

ただ、スタッフも悪フザケで、その流れを作ったわけではなく、そういえばキッカケがあった。
それはスタッフとの呑みの席での話。

たとえばテレビ。
僕は「3ヶ月で終わったけど、伝説を作った！」という番組には全然興味がなくて、浮かんでくるのは、その番組に携わっているフリーのスタッフさんと、
そのご家族の顔で、その人達のことを考えた時に、僕は番組を一回でも多く続けたいと思う。
みっともなくテコ入れしようが、何だろうが。

独演会もそう。
きっと、一度だけなら大きな大きな花火を打ち上げることは、それほど難しくはないんだけど、それよりも僕は「続けたい」とスタッフに言った。
10000人のライブを一回やるか、2000人のライブを10年間続けるか？
その選択に迫られた時に、僕は後者を選ぶ

「10000人集まっちゃった企画よりも、2000人を確実に集められる体力をつけたい」と酩酊状態で言った。
その言葉が反映されて、2年連続の日比谷公会堂となった。

そして今日、『西野亮廣独演会in 日比谷公会堂』の前日だ。
2000枚のチケットが、ついさっき完売した。

「大丈夫、俺、絶対にやるから」とか何とか言いながら、去年の公演からの、この一年は、本当にいろんなことがあって、クラウドファンディングがあって、
ニューヨーク公演があって、そのニューヨーク公演を開催する為にDVDを1300枚以上手売りしなきゃいけなかったりして、僕の力は分散していないけど、
お客さんの目は分散して、肝心の独演会のチケットの売れ行きが伸び悩んでいる時、ずっとビクビクしていた。
珍しく、「もう無理かな」とも思った。