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キングコング西野公論 270
- 855 :Facebook:2015/03/04(水) 12:21:51.84 ID:rQIQko+p0.net
- 『独演会』『サーカス!』『おとぎ町ビエンナーレ』『天才万博』…自分が仕掛けるイベントの世界観を統一して、セットを共有し、各イベントから少しずつセット費だして、
照明や小物を当日レンタルではなく、購入していけば、回数を重ねるごとに全てのイベントのセット(照明)のクオリティーが上がる。
こんな簡単なカラクリにこれまで気づかなかった(疑いのメスを入れなかった)のは、10代、20代が、いろんな世界観に目移りしていたからだと思う。
今は「ケルト音楽と三角フラッグが好き」とハッキリ言えるようになって、自分が仕掛けるイベントのテイストが徐々にそっちに傾倒していって、
僕自身も、いつからかシルクハットや蝶ネクタイを身に付けるようになって、「あれ? これ、もう統一できるんじゃね?」となった。
絵本を描くようになったことによる影響が大きい。ずーっと、ファンタジーを描いちゃってるもんで、そっちに引っ張られた。
おかげでセットを共有できるようになったわけだ。「共有」は可能性に満ちていて、たとえば8月2日〜30日まで約1ヶ月間開催する僕の個展『おとぎ町ビエンナーレ』は、
青山の真ん中に町を作っちゃうんだけど、町のアンティーク照明やアンティーク椅子やアンティーク机といった調度品は、一ヶ月のレンタルだと、買った方が安くなる。
ただ、買うとなると高い。しかし、その調度品が他のイベントでも使えるとなると、他のイベントのセット費も使うことができる。
だから買える。
今は『おとぎ町ビエンナーレ』用に200メートルを超える吊り照明を買おうとしているところ。電球が何白個もズラーッと並んでいるやつ。
ここで買えば、『天才万博』でも使える。ゆくゆくは『サーカス!』でも。
問題は保管場所だ。
きっと僕の家が犠牲になる。
僕が最近、面白いなぁと思っているのが『パンフレット』だ。
コルクの佐渡島さんとお話させていただいた時に、「皆、本を買うのはギリギリまで吟味するのに、映画とか舞台とかのパンフレットは、
中身を確認せず意外とすぐに買っちゃうでしょ? あれは、本の姿をした“おみやげ”なんですね」ということを仰っていて、膝を打った。
流通に乗せていないのに成立しちゃっているところも面白い。
ただ、パンフレットには賞味期限があって、マニアはさておき、基本的にはそのイベント期間内でしか活躍することができない。
この弱点を克服する為には、各イベントで「共有」できるパンフレットを作ってしまえばいい。
『サーカス!』でも『独演会』でも『おとぎ町ビエンナーレ』でも『天才万博』でも、ずーっと置いておくことができるパンフレット。
はたして、そんなものを作ることができるのか?というところなんだけど、こうやって思いついちゃったということは、たぶんできるんだよね(*^^*)
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